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押し寄せる波
ゆっくり振り返る余裕もなく・・・というよりは、通院している間、考えないようにしていたのかもしれない。
死んだポッケのこと。仕事を辞めたこと。長年住んだ家を取り壊したこと。そして友人を亡くしたこと。 思いきり泣きたいのに、きっかけがない。 本当は涙も出ないほど、ドライなのだろうかと、自分の心を遠くから眺めてみる。 そうかもしれない。違うのかもしれない。どちらなのかよくわからない。分からないままにしておく。自分を責めても何にもならないから。でもー ポッケは生きたかったのだろう。 もっと面倒見てやりたかった。でもあと一日遅れていたら、私の左目はダメになっていた。ゴメン。引きかえにしてしまった・・・ 友人にとって私は、居心地良い存在だっただろうか。随分めんどくさいやつだったに違いない。申し訳ないことをした。でももう謝れない。 「終ったんだよ」 友人のお母さんが私になんどかそう言った。涙を見せず気丈にふるまうおばさんに危うさを感じながら、私の中に「終わった」という言葉が刻み込まれる。終わりは必ず来る。とてもさりげなく。 言葉も情景も感触も、不意に寄せてはまた引いてゆく。 揺れながら押し寄せる感情は、不発のまま消え去る。出し切れない不安定感が残り続ける。 そんな気持ちを抱えた私から、ポッケの鳴き声も、友の話し声も、少しずつ遠ざかってゆこうとしている。 申し訳ございませんが、記事に直接関係のないTB、コメントは削除させていただく場合があります。ご了承ください。 検索
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2013年 09月 11日
![]() 先日見た韓国映画『建築学概論』の挿入歌、「記憶の習作」の入ったEXISIBISIONのアルバムが届いた。ああ、しみじみいい曲だ。歌いあげている、という感じ。転調につぐ転調で、出だしと終りが同じ曲とは思えないほどの難しい曲を。映画より若干テンポが遅いように感じたが、気のせい? アルバムの1曲目に入っているのがこの曲なので、何度も聞くには好都合。一緒に歌いたい~でも韓国語がわからな~い(涙) ドラマ『成均館スキャンダル』の挿入歌、JYJの「見つけた」は、さすが人気グループが歌っているだけあってYou Tubeほかあちらこちらで関連情報が。カタカナやひらがなの歌詞ガイドが見つかったりもして、ようやく歌えるようになった(モチロン自己流なので、気分のみ)。しつこいくらい繰り返し聞いて、なんとな~く歌えるようになるだけでもかなり嬉しい(はい、自己満足です)。 ああ、3日くらいで読み書きができるようになったらなあ~~ ▲
by hikoso
| 2013-09-11 23:04
| サントラ
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2010年 03月 08日
![]() 届いたパッケージは小包を模してあり、荷紐に荷札までついている。 そうだった。昔は荷物を送るのも今のように簡単ではなかったのだ。小包は何重にも包んで荷紐をかけ、その紐に宛先と送り主を書いた荷札をくくりつけて郵便局に持ち込んだ。もちろん今日出して明日届くなんてとても無理だったはず(・・・なーんて。子供の頃の話なので、うろ覚えで書いています)。 このパッケージに貼ってある切手は大分昔のものだけれど、消印は12年・・・平成ですよね。切手の額面は合っているのかな?少なくないかな、なんて揚げ足取りをしたくなったりもするがそれは置いといて。 台湾からの引き上げ船で書かれた手紙を読む日本語のナレーションと曲が交互に並べられ、映画のシーンがまぶたに浮かんでくる。ナレーター・蔭山征彦さんの清々しく優しいトーンの語り口が耳に心地よく、若き思いを残したまま台湾の地を去らねばならなかった青年の胸のうちがまっすぐに伝わってくる。 范逸臣の発音はとってもはっきりしているので聞き取りやすい。 「野ばら」は一緒に口ずさみながらクライマックスのシーンを思い出し、涙がこみあげてきた。 日本版には16曲目にボーナスとして中孝介の曲が入っているようだが、私の買ったあちら盤は15曲まで。 それでも十分堪能できる1枚だ。 「海角七号 Cape No.7」オリジナルサウンドトラック ▲
by hikoso
| 2010-03-08 23:38
| サントラ
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2009年 07月 03日
![]() 迷いました。最近貧乏ですし、これがなくても私の生活に支障はない・・・うん。買わないわ。 ![]() でもやはり気になってファンミの間、頭の隅っこで考えてました。これを逃すともう買えないかもしれない・・・一割引だし。で、ファンミ終了後もいちどお店に走り、まっしぐらに会計をして帰途についたというわけです。 内容は聞きやすいジャズナンバーが揃っています。そういえばマック先生はギターを弾くのだったな・・・ラウチンも出ているし。久々に見直してみようかしら。 トニー・レオン出演作サントラがやっとここまで揃いました。香港版と日本版、両方買ったものも。『インファナル・アフェア』Ⅰ、Ⅲ、『2046』、『悲情城市』あたりは2種ずつあります。『東邪西毒』は、つい最近ヨーヨー・マ演奏のニューバージョンを買ったばかりです。 まだほかにもあるんだろうなぁ~ ▲
by hikoso
| 2009-07-03 22:06
| サントラ
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2007年 08月 24日
![]() 白い表紙のミニ写真集仕立て。ページ数は約100ページ、カラーの場面写真がふんだんに入っている。裏表紙にCDがすっぽりはまっていて、CDを外すとト音記号をアレンジしたSから始まる“Secret”の金文字がお行儀よくたくさん並んでいる。 曲は全25曲で52分17秒。ヨーロッパ映画を思わせるような(?)オープニング曲からスタート、ショパンの練習曲などのクラッシック数曲を交えてピアノをメインにしたメロディアスな曲が続く。 歌唱の入るものは9曲目『情人的眼涙』(姚蘇蓉・歌。60年代位の中国の歌といった趣き)、11曲目『女孩別為我哭泣』(黄俊郎・歌。ジェイ作曲のアップテンポな曲)、12曲目『晴天娃娃』(江語晨・歌。ジェイ作曲。歌声が南拳媽媽のLaraちゃんかと思った)。ジェイの声が聞けるのはラスト25曲目の『不能説的秘密』だ。 ほとんど全編にわたってジェイが作曲、ピアノのメロディがやさしく、時には雨のように降り注ぐ。私自身はピアノの音が好きなので、こうしたサントラはエンドレスで流しておきたいほど。この映画、早く見てみたいな。 ▲
by hikoso
| 2007-08-24 00:56
| サントラ
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2006年 09月 08日
![]() このCDにはウォン・カーワイ映画に使われた曲を中心に全14曲が収録されています。1番は“Computer Data Not Playable”、2番はチャン・チェン主演のミュージックビデオなので、CDプレイヤーで聞けるのは残り12曲。 2番目に収録されているMVを先日はじめて見ました。(ここにも買ってすぐに見ない「グエムル体質」が出ております。) Six Daysと題されたこのMVはW.カーワイが監督しているようで、チャン・チェンの妖艶な魅力が引き出されております。(実は私、チャン・チェンにはいまいち動かないんですが。) 『阿飛正傳』、『春光乍洩』、『重慶森林』、『墮落天使』、『2046』といった作品に馴染みがあるから使われている音楽を聴いてノスタルジックな気分になるのか それともこれらの音楽自体が魅力を持っているのか 本来ならこんなことを考える必要はないのです。サントラは作品ありてこそ。サントラを買うのは、その映画を好きで、聞きながら作品を感じたいからです。 でも私、以前にも書きましたが自分がW.カーワイ作品を好きだという確信がいまひとつ持てないのです。もしトニーがカーワイ作品と関係なかったら、自分からは見ないかもしれない・・・ グレちゃん、監督に対する愛が足りない私を叱ってちょうだい! それなのに― 久々に聞いた、カーワイを思い起こさせるこれらの音楽が何とも心地よく自分の中に入ってくる。雄大なイグアスノ滝、ツィーのボディライン、レスリーの物憂い瞳・・・そうしたシーンがくっきりとまぶたの裏に蘇ってくるのです。それが嬉しい やはり愛、なのでしょうか? ▲
by hikoso
| 2006-09-08 11:02
| サントラ
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2006年 07月 03日
![]() そうした“記念好き”のなれの果てか、気に入った映画を見るとチラシ、パンフレット、サントラ、写真集を揃えてしまうクセが抜けない。これは10代の頃からで、昔、邦画にパンフレットがなかったことをとても残念に思っていた。 さて今回の1枚は『エンジェル・スノー/a day』のサントラCD。サントラを買うとき、映画の中で使われた曲を頭に置いて注文することはほとんどない。韓国映画『彼女を信じないでください』の時だけは、カン・ドンウォンの歌う「オーブリー」を目当てに買ったけれど。気に入った映画や好きな俳優の出演作なら無条件で買う。そんなわけで今回も作中の曲を意識して買ったわけではないのだが、結果的にとても気に入った。 ほとんどが穏やかに流れるタイプのインストゥルメンタル。日本のアーティスト“S.E.N.S”をチラッと思い浮かべたりもしたが、収録された18曲のうちのほとんどがメジャーコード進行。危機や失意を感じさせるような曲調のものがなく、クセも感じられないのでとても聞きやすい。f分の1ゆらぎの音楽ばかりなのかな。安易に「癒し」という言葉を使うのは好きじゃないけれど、この1枚については「癒される」と言ってしまおう。 それにしても・・・ 韓国版のサントラを買ってしまうと曲名がまったく分らないという状況に陥り、本当に困ってしまう。音楽は聞くだけで8割は満足できるけれど、どんなタイトルがついているのだろう、とちょっと気になる。 ▲
by hikoso
| 2006-07-03 00:00
| サントラ
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2006年 05月 23日
![]() 2枚のCD、1枚目はゴールド。こちらはインストゥルメンタルばかり10曲。『黑社會以和為貴』から始まって、『PTU』、『暗戦2』、『全職殺手(フルタイム・キラー)』、『鎗火』、『暗戦』(2曲)、『真心英雄』、『非常突然』、『兩個只能活一個(これは何だっけ?)』というラインナップだ。 『暗戦』のテーマを聞きながら、もうたまらなくなってDVDを買ってしまった… ![]() 惜しむらくは、ゴールドの方の『鎗火』がオリジナルとは違っていること。収録されているのは“Director's Inspiration On [鎗火] 1st Demo”というものなので、あの高らかなラッパの音を聞くことはできない。 ▲
by hikoso
| 2006-05-23 10:43
| サントラ
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2006年 05月 08日
![]() 画像をご覧いただくと判るように『悲情城市』には2つのサントラがある。 左に写っている文清さんの写真入はyesasia.か中華関係の通販で購入した台湾版、左はアマゾンのマーケットプレイスで手に入れたSENSの『悲情城市サウンドトラック』(日本版 Fun House)。SENSのネームには今のようにドットがついていない。 ラインナップは 【左】1.CITY OF SADNESS(OpeningTheme)2’18 悲情城市(序曲) 2.Theme of ”HIROMI”#1 0’48 寛美之主題1 3.流れゆく時 3’01 流逝的歳月 4.Theme of ”HIROMI”#2 3’50 寛美之主題2 5.CITY OF SADNESS(Featuring Kokyu)0’58 悲情城市(胡琴篇) 6.Theme of ”BUNSEI” 5’27 文淸之主題 7.CITY OF SADNESS(Main Theme)4’39 悲情城市(主題曲) 【右】1.悲情城市~A CITY OF SADNESS~7’39 2.HIROMI~Flute Solo~0’33 3.文清のテーマ 5’24 4.悲情城市 Variation 1 1’39 5.HIROMIのテーマ 6’26 6.悲情城市 Variation 2 3’13 7.凜~Dedicated to Hou Hsiao-hsien~ 6’29 私は悲情城市のテーマがとても好き。タイトルとは裏腹の明るい曲調も気に入っているし、特に冒頭の勢いのある入り方がいい。 SENS版のライナーノーツをみると、 アルバム化に当たり、映画用に作られた曲の中で“HIROMIのテーマ”のフルート・ソロ・ヴァージョンである「HIROMI」以外の短い曲を除き、映画用に作られた曲を、アルバムにふさわしいように再編集している。(高橋竜一氏の文より引用) とのこと。確かに1曲目など台湾版では音が聞こえてくるのが41秒を過ぎたあたりからで、それまでは「ん??」なムードになってしまうのだ。それに比べ、SENS版では静かなる部分にもシャンシャンと鳴る鈴の音などが入っていて不安に陥ることもない。全体を通して耳に心地よく編曲されているところはさすがだ。 オリジナルサウンドトラック(O.S.T.)にはいろいろなパターンがある。劇中のセリフをそのまま入れたもの、まるでアーティストの競演のように様々な挿入曲が並んでいるもの等々。 この2枚のように作者が一旦サントラとして作り上げた楽曲を再び自分に引き寄せてアレンジしてくれるケースが一般的なのかどうかは分らないが、リスナーにとっては(特に当該映画のファンにとっては)この上なくうれしい。 ▲
by hikoso
| 2006-05-08 23:13
| サントラ
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2006年 02月 04日
2~3年前に「ちょんまげ天国in DEEP」というCDを買った。「ちょんまげ天国」はTV時代劇のテーマソングなどを集めたシリーズで、その中でもこれは幾分マニアックなバージョンだと思う。
![]() 「快刀乱麻」というドラマ自体が少し変わったスタイルだったと思うが、実のところ毎週見ていたわけでもないのでよく覚えていない。これを歌う内田喜郎という人は俳優で、奈良富士子主演の子供向けドラマ「美人はいかが」などに出演していた。(と思う) ま、それは置いといて・・・ このCDは他にもお得感たっぷりのラインナップ。NHKで放映された『天下御免』(山口崇が平賀源内の役を演じたとってもおもしろいドラマだった)のテーマ曲や奥田民生の歌う「新・半七捕物帳」のテーマ、真田広之や三田村邦彦が歌っているものもある。 その中の極めつけがこの曲、「おてんとさん」 ’74年にフジテレビで放映された「座頭市物語」のテーマ曲で歌っているのは勝新太郎、作詞:阿里あさみ 作編曲:富田勲。 この曲を聞くと、座頭市の心の内が少しながら垣間見られる。たとえばこんな一節 風が運んだ落ち葉にさえも おびえとび起き抜く仕込み杖 いくら腕が立つとはいえ、見えない身。いつも神経を研ぎ澄ましている市・・・そしてこんなふうにお天道さまに頼むのだ。 ちょっとだけ目をつけてやっておくんなせいまし 目さえあれば逃げられるんです やむを得ずしている殺生とはいえ、こんな風に人を殺めていては明日はわが身、といつも思い暮らしている。せつないなあ・・・ 剣豪も首切り浅右衛門も決して平気で人を殺しているわけではないのであった ▲
by hikoso
| 2006-02-04 15:47
| サントラ
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2005年 07月 02日
![]() トニー・レオン主唱の曲は、DISC1の1「新紮師兄」(新紮師兄續集主題曲)と、 18「劍伴誰在」(倚天屠冊龍記主題曲/アニタ・ムイとの合唱)、 DISK2の10「弧獨不再怕」(新紮師兄續集挿曲/呂方との合唱)の3曲。 う~~~~~ん。He was so young・・・ トニー・レオンゆかりの番組(であろうもの)の主題歌は、DISC1の 2「伴我▲航」(新紮師兄主題曲)、4「始終會行運」(鹿鼎記主題曲)、 7「勇者無敵」(楊家將主題曲)、12「心債」(香城浪子主題曲/アニタ・ムイ主唱)、DISC2の 1「是這樣的」(阿飛正傳主題曲)、3「再見十九歳」(同主題曲)、 4「妳令我快樂過」(新紮師兄挿曲)、10「弧獨不再怕」(新紮師兄續集挿曲)の8曲。 あー疲れた。で、アニタ・ムイの「是這樣的」(阿飛正傳主題曲)、いいですね。インストゥルメンタルとはまた違った味わいが。 そういえば・・・大抵の漢字は出てくるIMEパッドだが▲の字は出なかった。どういう文字かというと・・・説明できなーい ▲
by hikoso
| 2005-07-02 11:58
| サントラ
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