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トラウマ
日光東照宮を見終えて、駐車場に向かう道すがら、トイレに行きたくなった。
最寄のトイレに向かって歩いていると、後ろから小学校低学年~幼稚園児くらいの女の子たちが4人ほど、「トイレ、トイレ」と言いながら私を追い抜いて行った。 少し待たねばならんなあ、と思いながらその場所に到着すると、女児の一人が「わたし、洋式じゃないとできない」と言って、和式トイレに入ろうとしない。 今どき珍しいことに、そのトイレは和式4室、洋式1室という組み合わせ。私は、空いている和式に先に入らせてもらった。 さらに珍しいことに、そのトイレにはペーパーが常備されておらず、「お手持ちのティシューをお使いください」との表示があるではないか。私はバッグからポケットティシューを取り出した。 ところが、扉の外が騒がしい。女の子たちが「ここ、紙がない。こっちは?」と各部屋の扉を開け始めた模様。嫌な予感・・・ 数秒後、予感は的中した。 鍵を閉めたはずの私の個室のドアが勢いよく開かれた。 「きゃ~~~っ」 私は叫んだ。女の子はびっくりして扉を閉めたが、勢いあまって弾んだドアが再び開いてしまった。 「ぎゃ~~~っ」 私はもう一度叫んだ。 私が身支度を整えて戸外に出たときには、すでに女の子たちの姿は消えていた。私も恥ずかしさと決まり悪さで、走るようにその場をあとにした。 大人げないと言えば、その通りである。第一、おばさん、鍵をちゃんと閉めたの?と疑われるかもしれない。 きゃ~と叫ぶ、お尻を出したおばさんを見て、少女はどれだけびっくりしたことだろう。 驚きながらも、トイレのドアが閉まっていたら、まずノックするべきと彼女は学んでくれたであろうか。 彼女にとって、観光地のトイレとおばさんのお尻がトラウマにならないことを祈るのみである。 申し訳ございませんが、記事に直接関係のないTB、コメントは削除させていただく場合があります。ご了承ください。 検索
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1 2016年 12月 21日
私の父は出光興産に勤めていたので、子供の頃の私は「いでみつこうさんアポロ~」と節をつけて唱えながら、アポロのマークをよく自由画帳に描いたりしたものだ。(*昔はアポロマークが真ん丸のなかに描かれていたような気がする。)
家の壁にはタンカー日章丸の写真パネル。また仙厓画の和風な出光カレンダーが毎年飾られ、墨一色のそれを「つまんない~」と思いながら眺めてた。今年、東京博物館と出光美術館で仙厓の展覧会を見、その妙味を感じながら、本当に懐かしく思った。 ![]() 映画では、出光をモデルにした國岡商店の、草創期から戦後までが描かれる。周囲を敵に回しながらも粘り強さと知恵をめぐらせながら商売を続けた國岡鐵造。國岡の人となりを丁寧に描くというよりは、彼の仕事ぶり、決断力や指導ぶりを見せる。 やらなければならないことがあるなら、自分の損得は二の次にして成し遂げる。 そんな働き方はもう過去のものなのだろうか?仕事を通じた仲間意識や愛社精神、信頼関係を映画の中に見ながら、胸が熱くなった。 父は仕事第一の人だったが、それは出光時代に培われた姿勢だったのだろうか。あるいは高度成長期という時代の流れゆえか。 そんな父をみて育った私も、やはり仕事が大事だと思う。私自身も昭和の遺物、なのかもしれないな。 劇場は平日朝いちの割になかなかの入りだった。熱い想いで突き進んだ時代の物語と、岡田君の熱演をたくさんの人が見てくれますように。 『海賊とよばれた男』2016年日本 原作:百田尚樹「海賊とよばれた男」 監督・脚本・VFX:山崎貴 出演:岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、綾瀬はるか、堤真一、國村準、小林薫ほか ■
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by hikoso
| 2016-12-21 00:36
| 映画
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