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2008年 11月 06日
物を売る仕事に就いて1年半。時おり凹んでしまうことがある。売る者と買う人の関係は、買う人の意識の中で決して平等ではないことを痛感するからだ。お客様は神様です・・・かぁ。mmm
世の中でかけがえのない仕事に就いている方はたくさんおられることと思う。どうしても必要な仕事であるにもかかわらず、世間から受ける評価が低い場合もある。そんな時何を支えに頑張ったらよいのだろう? ストーリー:オーケストラのチェロ奏者だった大悟(本木雅弘)は、楽団の解散で職を失い、妻(広末涼子)と二人故郷の山形へ戻る。職探しを始め、「旅のお手伝い」という求人広告を見た大悟は早速面接に出向いた。社長の佐々木(山﨑努)はろくに履歴書を見もせず「採用!」と言う。ここは遺体を棺に納める納棺の仕事を引き受ける会社だったのだ。 雪を頂いた山の景色は私の住まいからも見られるが、この地ではシーンに海が入ってくる。その美しさに目を奪われた。また、大悟夫妻が住む、母の残した家の雰囲気がいい。物思いに耽る大悟が座り込む階段の踊り場―その壁の蒼い色が美しい。 本木雅弘の存在感、山﨑努の強烈な個性をはじめ、登場する人たちがみなその人ならではのうまさを惜しげなく見せてくれる。おいしいところがぎゅっと詰まった、まとまりのよい仕上がりだと思う。 大悟の「いったい自分は何を試されているんだろう」というセリフや、(納棺師の仕事は)冷静で正確で優しい愛情に満ちているという表現、そしていしぶみの意味など、心に響いてくる言葉づかいもいい。 仕事のシーンはどれも涙が溢れてきてたまらなかった。それでいて場内に笑いが起こるような場面もあって、緩急にメリハリがある。アイディアはもちろん抜群。いい作品たる要素がたっぷりなのだ。 死という穢れを扱うからといって、葬儀にかかわる仕事が貶められるいわれはないだろう。つきなみだが、肝腎なのは自分が自身の仕事に誇りを持てるかどうかなのかもしれない。 で、私自身はどう・・・・・?そこが今後の課題。 『おくりびと』2008年日本 監督:滝田洋二郎 出演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史、峰岸徹、山﨑努ほか
by hikoso
| 2008-11-06 23:17
| 映画
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Comments(4)
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瑠璃
at 2008-11-07 23:27
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舞台挨拶だったかで、モッくんが(きゃ、なつかしぃ)
「この(俳優)の仕事がだめになっても納棺師の仕事で 生きていける・・・」みたいなことを言ってた気がします。 もちろん冗談でしょうけど、編集されていると思っては いても、その冗談が納得できてしまうほどに鮮やかな 立ち振る舞いでした。 最初にクスリと笑わせて、じんわりと見入ってしまう そんな映画でした。
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藍*ai
at 2008-11-08 13:18
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瑠璃ちゃん、私もそれ、聞きました。それだけ入れ込んで演じたんですねぇ。モッくんね。モッくんを見つめているとおや?おや?と思うようなちょっとしたしぐさや表情・・・どこがどうってはっきりは言えないんだけれど、「なんか、すごい」と感じました。
いい映画だったね。
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705号
at 2008-11-09 09:32
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雪をたたえた山の風景に海が加わるのは、日本海側の庄内地方特有の風景。
山育ちの私には昔からあこがれた風景でありました。 (小さい頃海水浴へ行くと、峠を越えた山の間から青い海が見えてくると歓声を上げたもんであります。) 大吾がチェロを弾く河原の遠景に写る山は・・・鳥海山だったと思う。懐かしいっす。
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藍*ai
at 2008-11-09 23:28
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705号さん、やはり独特の光景ですよねあれって。映画の中では、潮風の冷たさは感じたものの、寒々とした暗さは感じられなかったような。それも撮り方なのかしら。
鳥海山・・・思えば意味深い名前なのかも。
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