ブログパーツ
最新の記事
最新のコメント
検索
カテゴリ
全体 香港・台湾・中国映画 香港・台湾・中国関連 韓国映画 韓国関連 映画 映画関連 無間道 頭文字D 香港 音楽・美術・舞台 TV番組・ドラマ・DVD 歴史 サントラ 本 ことば・文字 日々のくらし 懐かしワールド 剣道 観賞映画INDEX(中国・香港) 鑑賞映画INDEX(韓国) はんこ MEMO 眼科・病医院 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2023年 12月 2023年 08月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 09月 more... タグ
網膜剥離(13)
術後眼内炎(9) 海堂尊(4) 白内障(3) シリコーンオイル抜去手術(2) ドクターヘリ(2) レーザー治療(1) HIBIKI 響(1) 後部硝子体剥離(1) 財津和夫(1) 樹木希林(1) 通信大学(1) 飛蚊症(1) 病院待ち時間(1) 後発白内障(1) TULIP(1) psycho-pass(1) sano ibuki(1) ウルトラセブン(1) スクーリング(1) 記事ランキング
ブログジャンル
|
2008年 08月 12日
返還からはや11年、香港はこの先どうなっていくのだろうか?
私のような『インファナル・アフェア』以降の香港ファンが見ていても、この5年で“香港”と“中国”のくくり方が変わってきているのはわかる。インファの頃は香港映画と中国映画の違いがはっきりしていたし、香港の存在感も確かにあったのに最近はなんだか心もとなくて・・・ さて、この本は返還前後の香港で生活していた女性ライターの、香港を巡るエッセイ。前後といっても返還にあわせて滞在するといった付け焼刃なものではなく、80年代からの、10年を超える香港在住歴。硬質な、と言っていいだろうか。客観性と具体性を併せ持った分析力ある文章がいい。アートや音楽、マスコミ関連の話、民間レベルでの対日感情などについても書かれていて興味深く読める。 前書き(’99年記かな)に、著者がライター兼通訳をしている友人と語る中で ここ二年ほど「香港がおとなしくなってきちゃったよね」というのが二人の共通した意見だった。わたしたちがやってきたときの躍動感はどこへ行ってしまったんだろう。・・・パワーと迫力でわれわれを魅了した香港はどこへ消えたのだろう。 という印象を持ったことが書かれている。これがそのまま今の香港にも当てはまるようで妙な気分だ。香港は落下しているのか!? 返還前後から香港に住み、この著者のように肌で香港の変化を感じている人はいないのだろうか。そういう人の香港記を是非読んでみたいものだ。 『香港玉手箱』ふるまいよしこ著 石風社刊 1999年3月20日初版第一刷発行
by hikoso
| 2008-08-12 19:39
| 本
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||