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2007年 11月 21日
高校時代の自分をちょっとまじめに振り返ってみた。
自分をすっかり見失い、勉強なんてしやしない劣等生で、かろうじて続けていたのは部活のバレーボールだけ。それとて有能ではなかったから楽しかろうはずがなく・・・すっかり世の中を斜めに見る癖がついてしまった。 「なにかが私を崖っぷちまで追い込んでくれないだろうか」 自ら状況を変えるすべも持たぬままそんなことを考えていた私に、やりたいことが見つからないという若い人たちを責めることはできない。 あの時代をよく潜り抜けてきたものだ。しかし今思えば、鬱屈していたあの時代は自分にとってやはり必要だったのだ。 ストーリー:朝日高校の3年九條(松田龍平)と青木(新井浩文)は小学時代からの付き合い。打ち込むものも見つからぬまま進路選択を迫られる時期、彼らは屋上の手すりの外側に立って手を離し、拍手できた回数を競うという度胸試しのゲームに興じるのだった。 最高回数をクリアした九條を青木らは持ち上げるが、九條にとって学校を仕切るなどどうでもいいことだった。 劇場予告を見たとき、「絶対見ないぞ」と思った。高所で危険な遊びをするシーンは見ていられない。鳥肌が立ってくるのだ。ではなぜ借りてきたか・・・高岡蒼甫(本作では蒼佑)が出ているから。(『クローズZERO』の彼は断然よかったからね。)彼の出演作もいくつか見たくて探し始めたが、『バトルロワイヤル』は絶対見たくないタイプの作品なので、やむを得ずこちらを。 原作は松本大洋。『鉄コン筋クリート』で見た彼の世界観は独創的だった。危なくて哀しくてちょっと優しくて。そんな要素をこの作品も持っている。 容易に自分を開こうとせず、いつも醒めた目をしている九條。けれども彼の憂鬱は必ずしも破滅に向かっているわけではない。むしろ本当に大切なものを手探りしているような、ゆるやかな葛藤が見える。危なっかしいけれどそこにホッとしたりして・・・ 2002年―もう5年前の作品。今活躍している瑛太や塚本高史も地味な役で出演している。松田龍平の纏っている空気はやはり一味違う感じ。そして新井浩文。彼のもつ人懐っこい雰囲気は青木というキャラクターにぴったりだ。 『青い春』2002年日本 原作:松本大洋 監督・脚本:豊田利光 出演:松田龍平、新井浩文、高岡蒼佑、山崎裕太ほか
by hikoso
| 2007-11-21 21:52
| 映画
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Comments(2)
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