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2007年 10月 10日
レンタルショップで見つけた新作、とはいっても1999年の作品。
ストーリー:ビルの地下駐車場でひき逃げ事件が発生、現場に残された証拠品からプログラマーのマー・マンソン(ラウ・チンワン)が指名手配された。九龍署のピット刑事(レオン・カーファイ)らはマーの同棲中の恋人エミー(エイミー・クォック)から彼が山景ホテルにいるという電話のあったことを聞き、現場へ向かう。そこは以前オーナー一家が心中し、幽霊ホテルと噂されている場所だった・・・ まず刑事として登場するカーファイのすらりとした姿に目が惹きつけられる。8年前の作品ということで、最近老け役も多くなってきた彼が若々しくみえる。 ラウ・チンワンの演技の渋さには唸る。とり憑かれているような狂気、そして現実から浮かび上がってくる主人公の悲哀。とても微妙な部分の演じ分けまで見させてもらったという印象が残る。ラウチンと夫人のエイミー・クォックが共演しているのもみどころ。そしてラウチンのあんな姿も・・・ しかしながら内容についてはなんと言ったらよいか。いくつもの要素がちりばめられていて、タイトルも合わせて奥深さを感じさせてはくれるのだけれど・・・ 撮っているうちに気が変わったのか!?と言いたくなるような、流れの逸れを感じたのは私だけだろうか。 『VICTIM』目露凶光 1999年香港 監督:リンゴ・ラム 出演:ラウ・チンワン、レオン・カーファイ、エイミー・クォック、コリン・チョウ、ホイ・シウホン、スーキー・クワン、デビッド・リーほか
by hikoso
| 2007-10-10 01:51
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(2)
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