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2006年 11月 28日
きっちり意味を取りながら見なくちゃと思うから鑑賞に時間がかかり、いっこうに減っていかない香港版DVD― この年になるとそうのんびりもしていられませんので、これからはざっくばらんに見ることにいたします。どうぞ、間違っている点はご指摘くださいませ。お願いいたします。
ストーリー:慈雲山消防局勤務の老總(ラウ・チンワン)は職務に命をかける消防士。彼をはじめ、上司(局長?)の(アレックス・フォン)、若い新仔(レイモンド・ウォン)、紅一点のMadam(ルビー・ウォン)らは休む暇もなく日々救急の任務に当たっている。 ある日彼らは工場の大規模火災に遭遇。他の消防局と合同で消火救命にあたることになるが・・・ こういう役をやらせたら右に出るものはいないほどラウチンの存在感大。誠実で正義感に溢れ、意見は堂々と述べ妥協しない。しかも性格がキチキチでなく若干緩みを持っているので、包み込まれるような懐の深さを感じる。 方中信が若い!あまり笑わない上司役に、今回は同調できないかも!?と思いきや、最後は気持ちよく決めてくれる。 そしてルビー・ウォン演じる女性消防士。仕事に燃えているのでまだ子供を作る気のない彼女は、夫とその点でギクシャクするのだ。避妊に失敗したことに気づいた彼女が、消防士としての仕事の中で自分の子供の命をいとおしく感じるようになる過程が、とても自然な流れのなかで描かれている。 以前、「ジョニー・トー作品の女性は悲惨な扱い」という話をきいたけれど、この作品のルビーについては違うと受け止めていいのかな。(それとも「女は仕事より子供生んで育てなさい」って言われてるのかな?) ところで・・・ルビー・ウォンとジョシー・ホーの区別がつけづらい私です 例によってラム・シューが登場しているが、この作品ではほんとうにエキストラ程度。私の目に間違いがなければ、消防署の食堂で食事している消防士役と、後半事件現場で救急車に乗せられていく被害者役。あってますでしょうか? 命がけで職務に当たる消防士を、私生活にも目をむけながら描いてゆく手法は、当たり前すぎるほど当たり前なパターン。だが、あまり散漫な印象を持たずに見られたのは、消防活動の描き方が巧いからだと思う。とくに最後の工場火災はたっぷり時間をかけてじっくり見せているので、「見た」という充実感が残る。最後にはポロリと涙が。 それにしてもすごい量の火そして水だ。 人の命を救う仕事に当たるには、お金をもらうためということ以上の崇高な使命感がなければ、とてもやっていられないに違いない。トーさんは自分のすべてを賭けて仕事に生きる男の世界を見せてくれたんだな 『十萬火急』LIFELINE 1996年香港 監督:ジョニー・トー 出演:ラウ・チンワン、アレックス・フォン、レイモンド・ウォン、ルビー・ウォンほか
by hikoso
| 2006-11-28 23:48
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(6)
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705号
at 2006-11-29 18:36
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これも消防士もの?
「バック・ドラフト」とか、なんだっけほら韓国のジテ坊やミンシク兄やんが出ていたんとか、そんな感じとはまったく違うでしか? 面白いでしか?レンタルであるかな??? (消防士ものというと私漫画「め組の大吾」が一番に思い出されやし。)
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pannie at 2006-11-29 22:27
私も写真を見た途端、消防士ものだ~って思いました。
>705号さま まったく同じ順番で思いつきました。韓国のそれは「リベラ・メ」でございますね。 チャ・スンウォン兄貴が怪しげな・・。 私もレンタルしたい~~。なんでか、消防士ものって観たくなる・・・制服だからか? ウソン氏の消防士も拝んでまいりました。 余韻に浸りまくりです・・・ウソン氏にではなく、映画そのものに。
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藍*ai
at 2006-11-29 23:39
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705号さま
そうですよーん。ジテ坊とミンシクさんがでてた『リベラ・メ』と比べると、完全に消防士の方にスポットが当たってます。日本版が出ているかどうか・・・私はつい最近見た『サッド・ムービー』のウソンを最初に思い浮かべました。仕事で亡くなる方が実際にどの程度いらっしゃるのかわかりませんが、消防士さんって大変な仕事なんだなあ、としみじみ感じました。
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藍*ai
at 2006-11-29 23:47
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pannieさん
実は『リベラ・メ』を見たすぐあとにこの作品を見て、比べてレビューを書こうと思ってたんですけど~ スポットの当て方が全然違うから、比べるには不適だったですね。 消防の仕事って、職業のほかに地域の消防団なんてものもあって、探っていくと面白いかもしれませんね。
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KEI
at 2006-11-29 23:52
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林雪は後半の工場の火災の放火犯役です。これが杜[王其]峰作品への初出演でした。
私はとーさんの女性の扱いは別に酷くないと思います。 お飾りの人形みたいに描かれることは無いし、時には男性よりも強さを発揮するので女優さんとしてはやりがいのある監督さんじゃないでしょうか。 男性と同じような扱いを受けるので、それを酷いと感じる人がいるのかもしれませぬが、男優陣はもっと酷い目に遭ってますから(笑) 日本版はショウ・ブラザースライブラリの一環としてキングレコードから発売予定ですが、来年の予定が再来年以降に延びたらしいです…orz
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藍*ai
at 2006-11-30 00:25
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KEIさん、放火犯だったのですか。乗せられていく様子がちょっと異常だなとは思ったのですがなるほど!ありがとうございます。
>男優陣はもっと酷い目に遭ってますから(笑) 『真心英雄』がパッと浮かんできました。 コメントいただき今さら気づいたのですが、私、ジョニー・トー作品を全然理解してませんね。作品を系統立てて把握していないから、ジョニー・トー監督のこともわからないんですね。そこのところから始めなくては・・・ 来年はジョニー・トーを探す旅に出ようかな・・・
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