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トラウマ
日光東照宮を見終えて、駐車場に向かう道すがら、トイレに行きたくなった。
最寄のトイレに向かって歩いていると、後ろから小学校低学年~幼稚園児くらいの女の子たちが4人ほど、「トイレ、トイレ」と言いながら私を追い抜いて行った。 少し待たねばならんなあ、と思いながらその場所に到着すると、女児の一人が「わたし、洋式じゃないとできない」と言って、和式トイレに入ろうとしない。 今どき珍しいことに、そのトイレは和式4室、洋式1室という組み合わせ。私は、空いている和式に先に入らせてもらった。 さらに珍しいことに、そのトイレにはペーパーが常備されておらず、「お手持ちのティシューをお使いください」との表示があるではないか。私はバッグからポケットティシューを取り出した。 ところが、扉の外が騒がしい。女の子たちが「ここ、紙がない。こっちは?」と各部屋の扉を開け始めた模様。嫌な予感・・・ 数秒後、予感は的中した。 鍵を閉めたはずの私の個室のドアが勢いよく開かれた。 「きゃ~~~っ」 私は叫んだ。女の子はびっくりして扉を閉めたが、勢いあまって弾んだドアが再び開いてしまった。 「ぎゃ~~~っ」 私はもう一度叫んだ。 私が身支度を整えて戸外に出たときには、すでに女の子たちの姿は消えていた。私も恥ずかしさと決まり悪さで、走るようにその場をあとにした。 大人げないと言えば、その通りである。第一、おばさん、鍵をちゃんと閉めたの?と疑われるかもしれない。 きゃ~と叫ぶ、お尻を出したおばさんを見て、少女はどれだけびっくりしたことだろう。 驚きながらも、トイレのドアが閉まっていたら、まずノックするべきと彼女は学んでくれたであろうか。 彼女にとって、観光地のトイレとおばさんのお尻がトラウマにならないことを祈るのみである。 申し訳ございませんが、記事に直接関係のないTB、コメントは削除させていただく場合があります。ご了承ください。 検索
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2006年 10月 14日
![]() ストーリー:2001年9月11日― いつもと同じようにニューヨーク港湾局警察のパトロールが始まった。朝からさまざまな人のひしめく通りは犯罪が起きても不思議でない喧騒に満ちている。と、頭上を横切る機影、そして大きな震動。それまでに見たことも聞いたこともない事件が発生したのだ。港湾局警察の班長ジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)は部下の志願を募り、ウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)、ドミニク(ジェイ・ヘルナンデス)らと共にビルの避難援助に向かうが、ビルはまさに崩落寸前だった… 初めて遭遇する事件に人はなんて無力なのだろう。飛行機が突っ込んだあとに世界で有数の高さを誇るあのビルが崩落することをどれほどの人が想像できただろうか? 危険に遭遇したらなるべく早く安全なところへ逃げる。そんな当たり前の行動を起こす前にボー然と立ちすくみ、打ちひしがれてゆっくりと歩いてゆく人たちを見ながら、「早く逃げて!」と心が急く。 事件は上映が始まってすぐに起きるので、物語の大半をマクローリンとヒメノは瓦礫の下で過ごす。真っ暗な中、助けがいつ来るともわからない状態で生き延びるためには、諦めないでいられる精神力が必要。それも超ド級の。 そんな時、人の心を支えるのは何?生きることに執着させるものは何?家族への愛?家に帰りたいという思い?妻の姿を思い出して最後の局面を乗り切るマクローリンの姿を見ながら、隣に座る夫に申し訳ないような思いが。あの状況下であなたの命を支えられるほど、普段いい妻ではないね。ごめん。 ![]() ただ、あまりにも典型的なアメリカを見せられ、そのパターンを見慣れすぎているがために感動が薄れてしまったというのが率直な感想。 実際に生き延びた二人に取材して作られた作品なので、エピソードに説得力がある。 しかし逆に、二人が生き延びたゆえに、美しく語らなければならない部分もあるだろうと思うと、事実と真実の間にあるものをいろいろと想像してしまう。 (参考)ワールド・トレード・センターWTC=世界貿易センター 日系アメリカ人建築士、ミノル・ヤマサキの設計で1964年に建設計画発表。工事は1966年から開始。1972年に北棟(1WTC)、73年に南棟(2WTC)が完成し、73年4月4日に落成式が行われた。 完成当時は世界一の高さを誇ったが、74年完成のシカゴシアーズ・タワーにすぐ首位の座を奪われた。 2001年の事件後、その跡地は「グランド・ゼロ」と呼ばれてきたが、現在は新WTCビル群の再建が進んでおり「ワールドトレードセンター・サイト」と呼ばれるように。(Wikipediaより) 『ワールド・トレード・センター』WORLD TRADE CENTER 2006年アメリカ 監督:オリバー・ストーン 出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ベロほか 日本語字幕:戸田奈津子 ■
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by hikoso
| 2006-10-14 23:59
| 映画
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Comments(2)
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