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2006年 05月 11日
先日の『催眠オールナイト』いえ、『ジョニー・トー作品オールナイト』でのくれい響さんとギンティ小林さんの対談はおもしろくてためになったのですが、その様子を途中までまとめたものの、ブログで勝手に公開するわけにはいかないので、いくつかを箇条書きに。
*検証した後、間違っている情報については順次訂正します ★ジョニー・トー作品では主人公がすごいハンデを負う 『カジノレイダーズ2』では盲目に 『ヒーロー・ネバー・ダイ』では両足がなくなるetc. ★初期の作品ほど男尊女卑のムードが ヒロインらしき人物が登場するものの、途中でフェイドアウト 『ロンゲストナイト』など、大変な扱いをされている(足を撃たれるわ、車で引きずられるわ) ★銃撃戦のある作品は多いが、銃撃シーンの撮り方がうまいとはいえない 撃つ者と撃たれる者の位置関係が分りづらい。ジョン・ウーのものはそれがよく分る ★『黒社会』について ・日本でも年内に公開されると言われている。 ・1作目を見ただけでは判断できないかもしれないが、2を見るとなるほどと分る。 ・1作目の段階でいろいろな賞を取っているが、作品的にまだ途中でこれは早すぎるような気がした。「ジョン・ウーの次はジョニー・トー」ということをプッシュしたい香港映画界の思惑が見え見えのような… ★最近ジョニー・トー作品に使われた音楽の2枚組CDが出た →さっそくポチ! http://global.yesasia.com/jp/PrdDept.aspx/section-music/code-c/version-all/did-32/pid-1004235057/ ★『ザ・ミッション』について ・スクリーンで初めてこの作品を見られる人は幸せ。ジョニー・トーの映画はサイズが普通サイズでなく、しかもスクリーンの隅から隅まで計算された絵作りになっているから。 ・敵のスナイパー役に佐藤ケイジさん出演。中村敦夫似で『ダイエットラブ』にも出演。 ★ルイス・クーについて ・このところ『黒社会』、『柔道龍虎房』と主演作が続いているが、本人がなぜこんなに気に入られているかわからないらしい。韓国で『英雄本色』のリメイク話が出たときもルイス・クーの名前があがったそう。(相手役はチャン・ドンゴン) ・ちょっと古いタイプの二枚目。『恋のブラジャー大作戦』のような役柄もできる。 ★敵が多すぎる ジョニー・トーは香港映画界と対立しているから、金像奨を受賞しても会場に来ない。 もし戦争になったら誰も味方にならないかも!? (それでも俳優は彼の映画に出たい) *私註:対立しながら香港映画界がジョニー・トーに負っている(??)という構図も? ★彼の作品の主人公は大事な決断をする時、無口になる 登場人物の心理描写がなされておらず、それを観客に委ねている。 ★ジョニー・トーの出発点は香港映画界が不況で、低予算で撮ることを余儀なくされている状況下にあった。 ★『柔道龍虎房』について ・黒澤明監督へのオマージュといいながら使われている曲は70年竹脇無我主演のテレビシリーズ『姿三四郎』のもの(歌:姿憲子さん)→だから当日の上映も竹脇無我主演作。 ・青春映画としてよくできている。彼の映画は、ふつうの人から見ると「何にこだわっているの?」と思うようなものにこだわる人を撮ったりしている。 ・監督はこの作品が大好きらしい… ・『ヒーロー・ネバー・ダイ』に通じるものがある。男としての死に様、生き様、譲れないところなど。ジョニー・トー印の男(=どこの世界に嫁がせても恥ずかしくない)が描かれていて、ここまでまっすぐな映画はない。 *記録 ジョニー・トー作品インデックス~micchiさんのブログ「愛すべき映画たち」 http://micchii.blog4.fc2.com/blog-category-21.html
by hikoso
| 2006-05-11 23:45
| 香港・台湾・中国関連
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Comments(5)
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多謝。
at 2006-05-12 23:29
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>初期の作品ほど男尊女卑のムードが
トーさんは二人いるのではないかとおもわれ。 トーさんAは男の世界を描くので女はおざなり。PTUのルビー・ウォン とーさんBはラブストーリーの名手。痩身男女のサミ 女を描くのが下手、苦手なのかと思っていたのだけど、サミを見ていると 非常にうまい。別人28号がいるとしか思えない。 CDぽちしてしまったのね。すごいわ。 凝ったBOXいり、HMVでおすすめコーナーにありましたよ。
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spiaggia_corrente at 2006-05-13 01:00
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藍*ai
at 2006-05-14 02:37
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多謝。さん、蓮さんへ
多謝。さん、ワイ・カーファイがもう一人のトーさんなのかなあ。トーさんとワイさんのコンビは最近その方向性の違いから解消されたのかな!?的な話もありました。トー&ワイはレノン&マッカートニーのようなブランド名に近いらしい・・・!? 蓮さん、お好きですか。私も結構好きです。すっごく、とまでは行きませんけど作品によってはたまらなく好きなものも(『暗戦』とか)。写真展、羨ましいなあ。『フルタイムキラー』のアンディの話など、またのちほど。
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oh_darling66 at 2006-09-09 05:59
★藍*aiさん、初めまして! ジョニー・トー監督、今回のヴェネチア国際映画祭コンペ部門に『ザ・ミッション 非情の掟(1999)』の続編とあちこちで見聞きする“Exiled”を出品していますよね。 僕は、トーさん^^の映画は『ザ・ミッション…』に加えてホンの少数しか鑑賞していないのですが、 藍*aiさんのエントリー、とても楽しく拝読しました。 今回のヴェネチアを好機とし、ジョニー・トー監督作品を少しずつ見つぶして行こうかと思えています。 それでは失礼を。
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藍*ai
at 2006-09-09 13:07
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oh_darling66さん、ようこそおいでくださいました。またTBありがとうございます。洋の東西、また新旧問わずいろいろな作品をご覧になっておられるんですね。アンソニー・ウォンの素敵なショットを拝見し、嬉しくなりました!
今、トーさんは新作『放逐』をひっさげて時の人となっております。私もそれほどたくさんのジョニー・トー作品を見ているわけではないのですが、男と男の人間関係を魅力的に描くのがうまいですね。 私のイチオシはアンディ・ラウ、ラウ・チンワン共演の『暗戦』です。
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