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2017年 11月 03日
*『ユリゴコロ』2017年日本 監督:熊澤尚人
松坂桃李に惹かれて見に行ったものの、正直途中で逃げ出そうと思った。 人の死を何とも思わない人間が、この世には少なからずいて、それは大人とは限らない。原因などそう簡単に読み解けるものではない。親の育て方とか生育環境とか、そういう問題ではなく、たぶん資質の問題なので、いかんともしがたい。 自分のなかにそうした衝動を発見した人間が、それを心の奥に押し込めておけるか、行動に移すのか。そこが紙一重の差に思えて怖い。 もしかしたら、それを押し込めておくようにするのが、躾や教育なのかも。 *『あなた、そこにいてくれますか』2016年韓国 監督:ホン・ジョン 過去の後悔に囚われる人は多い。もしあの時、違う選択をしていたら、人生はどう変わっていたのだろうか?そんなことをテーマにした作品もたくさんある。本作品の魅力は、キム・ユンソクをはじめとした俳優陣が醸し出す作品自体の温かみと、1985年という時代。私自身、1985年界隈には一つの岐路があったので、もしそこで別の道を歩んでいたら、今とはまったく違う人生だったことは間違いない。当時、見えない未来にもがいた記憶が、懐かしく蘇ってきた。 *『隠された時間』2016年韓国 これも時間にまつわるカン・ドンウォン主演のSF作品。時間が止まった異世界に閉じ込められる、というちょっと特殊なタイムスリップ物だ。人の中にいても孤独は感じるけれど、本当に自分以外誰もいないという完全なる孤独を主人公は経験する。孤独を感じても、あるいはどんな環境に置かれても生きていくためには、何が必要なのかを考えさせられる。 *『関ヶ原』2017年日本 監督:原田眞人 石田三成という武将の人となりに、初めて興味を感じさせられた作品。もう少し三成について知りたいと思った。正直に言えば、岡田君は大河での黒田官兵衛役のインパクトが強く、同時代の人物であることもあって、自分の中で区別をつけるのが少し難しかった。 *『散歩する侵略者』2017年日本 監督:黒沢清 なんだかウルトラセブンにこんなタイトルの回がなかったっけ? 侵略者をちょっと・・・かなり?怖く、描いているのだが、かといって戦慄、というほどでもなく、自分の気持ちをどこに置いたらいいか迷ってしまう。 昔、『SFボディ・スナッチャー』という映画があって、いつの間にか人間が宇宙生物に体を乗っ取られてしまうというものだった。それも思い出した。 きっと乗っ取られるのは、自分自身も気がつかないほど知らぬ間なんだと思う。 脅威は知らぬ間に、気づかないほど小さなところから、じわじわと侵食しているのだ。 *『君の膵臓をたべたい』2017年日本 監督:月川翔 映画を見て気持ち良く泣き、小説を読んでまた泣けてしまった。 内向きの主人公が、彼女に対して心を開いてゆく様子に共感、感情移入してしまったのかもしれない。二人の会話の妙も。RADWIMPSの「有神論」を思い出したりもした。「膵臓をたべる」という表現は、斬新であるし、内容から見てもなるほど納得であるが、個人的には語感がしっくりこない。 イギリス軍を描きながら、アメリカ映画であると知り、驚いた。美しく厳粛で非情で温かい・・・いくつもの要素が見え隠れする作品で、よく見る戦争映画と一味違って感じられた。戦場は男ばかり・・・ *『僕のワンダフル・ライフ』A DOG'S PURPOSE 吹替版2017年アメリカ 監督:ラッセ・ハルストレム 久々の”だだ泣き”状態で参った。よい年をして、しゃくりあげる寸前。犬の愛らしさもさることながら、犬をいとおしむ人間の優しさと、老いの切なさ、運命の過酷さ、そして人に寄り添う犬のいとおしさが滲みる。この映画をみたあとは、「やっぱ、猫より犬」と思うかも。
by hikoso
| 2017-11-03 11:55
| 映画
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