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2016年 01月 05日
私たちの毎日に
いつも一緒にいたね 随分と長い年月を 一緒にいたのに 君がどんな風に 変わっていったか、よりも 初めて ランドセルの娘のあとをついてきたあの日の 大きな鳴き声や 手のひらに乗るくらい小さい体の いったいどこから出てくるのか 不思議でならなかった ゴロゴロの音のことや 壁を登っててっぺんで 得意げに止まってる姿が 手の届きそうなほど 近くに感じられる 宅急便が届いたときは ドアの隙間からすごい勢いで飛び出して 30分ほど遊んで帰ってくる野性 2時間たっても帰ってこなかったあの日 君は裏のフェンスの向こうに飛び降りて 猫返しのせいで戻ってこられなかったんだよね 薄暗くなったガレージの奥から かすかに聞こえたしゃがれ声で やっと見つけたときの 何物にも代えがたい安堵の思い 大好きな缶詰を まったく食べなくなって丸二日 少しづつ衰えてゆく君を じっと見守った 最後まで前へ進もうと 足を出し続け 遂に動けなくなった夕方 君の呼吸を数えながら ままならない死を垣間見た さいごの声を聞いて駆け寄った時 君がたしかに 旅立ったとわかった 今じっと横たわり 動かなくなった君の瞼を閉じ 手足を整える 老いることも死も 決して哀しいことではないと この二日間で教えられた 自然の時間のままに その時を待って その時を迎える こんな看取りができたことを 幸せに思う 涙が出るのは 死のせいではなく 一緒に過ごした日々の長さと たくさんの思い出があるから どんなに遅く帰っても 玄関まで迎えに来てくれて ありがとう 夜更かしの私の様子を いつものぞきに来てくれて ありがとう うちの子になってくれて ホントにありがとう *ミクロ 2016年1月5日 午前0時15分 16歳半でした
by hikoso
| 2016-01-05 01:51
| 日々のくらし
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Comments(6)
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by
usako
at 2016-01-05 22:11
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ミクロちゃんを此処で初めて見たのは、私たちが映画祭で初めて会った年でした。
もう16歳だったのですか、皆様に家族として愛されて幸せな猫ちゃんでしたね。 虹の橋の向こう側ではまた元気に若々しく遊び回ってる事でしょう〜!
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by
hikoso at 2016-01-06 10:57
usakoさん、ありがとうございます。
さいごまでしっかりと見たから、諦めはついているのですが、時々どうしようもなく胸が詰まります。 新年早々寂しい話題でごめんなさい。 コメントいただいて、どんなに嬉しかったか・・・ 藍*ai
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blue-umiusagi at 2016-01-10 03:04
ミクロさん、やすらかに…。
藍*aiさんもお疲れ様でした。
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by
瑠璃
at 2016-01-10 19:10
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「家族同様」ではなく
「本当の家族」だった存在がいなくなる哀しさ。 さみしい気持ちと同時に、心からの感謝の気持ちが じわじわと広がっていく。 「ありがとう、ほんとうに、ありがとう」って。 もう30年も前の記憶が一気によみがえってきました。 ミクロちゃん、藍*aiさんちの子でいてくれて 長生きしてくれて、ありがとうね。 これからもその優しい瞳でお空から見守ってあげてね。
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by
hikoso at 2016-01-14 00:24
うみうさぎさん、ありがとうございます。
一週間経ってみて、寂しいけれど、生き切ったんだなあと納得できています。藍*ai
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by
hikoso at 2016-01-14 00:35
瑠璃ちゃん、ありがとうございます。
人間でなくても、一緒に暮らしていれば家族だよね。 そして一緒に暮らしていれば必ず訪れる、その日。 ただね、年をとると、悲しみにちょっとずつ鈍感になって、耐えることができるよう仕組まれているのかも・・・ 藍*ai
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