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2005年 10月 20日
野崎:ここで1時間経ってしまいました。最近のお二人の仕事について伺いましょう。
王晶監督は、プロデュースに専念し、監督業はやめようという時期がありまして、コメディ映画も撮られませんでしたが、最近『無間笑~インファナル・アンフェア』を撮られました。王晶監督のあとを継ぐ人がなかなか出てこない、ということもあるでしょうが、「まだまだ自分の時代だ」と覚悟されたということでしょうか? 王晶:Post王晶については、ヴィンセント・コック、ジョー・マといった監督は、なかなかいいコメディをつくっているんじゃないかな。それぞれのバックグラウンドは違うけれど、いいものを撮っていると思います。香港的なユーモアセンスを感じますね。 今後のコメディについては、いい俳優がいれば撮り続けたいですが、年齢的にシリアスなものに展開していきたいという希望もありますね。 野崎:1999年の『フライング・ハート』という作品は、3歳の知能しか持たない青年が主人公。ところが、彼を面倒見ている母親がガンで余命いくばくもないという号泣ストーリーです。これなどは異色作だと思いますが、この企画ができたということも、先ほど言われた年齢的なものからなのでしょうか? 王晶:今後もコメディを撮りつつシリアス路線に移行したいと思っていますが、作品は必ずしも悲しいものばかりではなく、人間の本質を捉えたもの、ナチュラルなものを撮り続けたいですね。 野崎:この作品も単なるお涙頂戴ではなく、そこにいろいろな要素が入っています。香港のパワフルなエネルギーを感じさせるつくりになっていて、とてもポジティブな作品です。 香港では7割は王晶、3割が王家衛ということで・・・ 王晶:その方がバランスがいいですね。 野崎:セシリアさん、『ワンナイト・イン・モンコック』についてのエピソードを聞かせてください。 セシ:演じ方については何の問題もありませんでした。でも演じながらいつも心の中が痛かった。私の演じたのは中国本土出身の売春婦。周りから軽く扱われているので普段からプレッシャーを感じている。その心情をそのまま受けていたので、いつも心の中で泣いていました。 また、殴られるシーンも多かったのですが、ウソの芝居はイヤだったので、相手には本気で殴ってもらいました。 作品の表面だけ見てはダメ。例えば目の見えない人は心でものを見ます。心で見て欲しい。主人公が心の中でどんなことを考えているのかまで見て欲しいです。 野崎:イー・トンシン監督は、はじめからあなたをヒロインに想定していたんでしょうか? セシ:私は自分をトレンディで個性的だと思ってますので、最初この役は自分に合わないのではないかと思いましたが、監督からはそう(セシリアをヒロインに想定していたと)言われました。この役は私にしか出来ないと。監督がどう考えるかが基準ですから、そういわれるのなら、その通りなのでしょう。 野崎:ただでさえ人口密度の高いモンコックなのに、さらに人がたくさん集まるクリスマス・イブ ―映画の中ではアクションシーンも多かったと思いますが、街中で撮影中にトラブルはありませんでしたか? セシ:特にありませんでした。あったとしても、演じている時は役になりきっていますから、気付かなかったと思います。 野崎:フランスの映画監督ゴダールは、最初香港的な方法で撮っていましたが、法的な問題(写り込んだ一般の人の肖像権など)が出てくるために、それをやめてしまいました。 王晶監督作品には、必ず街の表情が生き生きと写りこんでいますが、そうした香港映画の特徴についてはどのように考えていますか? 王晶:香港では、法律上の制約がありません。但しそれは香港のよいところでもあり、悪いところでもある。パパラッチが横行して有名人の私生活を撮ろうと躍起になっている。それは困ります。 (セシリアも一緒に加わって)香港ではアーティスト同士が団結しています。映画のクリップで映画人からのメッセージを入れて訴えていますので、一般の方は理解してくれていると思いますが。
by hikoso
| 2005-10-20 09:13
| 香港・台湾・中国関連
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Comments(2)
お疲れさまでした。うちのblogでも要約をアップしましたが、どうもうろ覚えのところがあって、まとめるのにはきつかったですね。
あの3人の話、いつまでも聞いていたい気分でした。個人的には野崎先生がいきなり素になってしまった(というか萌えていた)のが一番印象的でしたよ。
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Commented
by
藍*ai
at 2005-10-21 00:27
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もとはしさん、読んでいただいてありがとうございます。私などが書くのはおこがましいと知りつつ・・・ご容赦を!もとはしさんやnancixさんのレポートを読ませていただいて、もっと香港映画についての知識、見識があったらなあ、とつくづく感じました。
今回のフォーラムは本当に、聞いてうれしい!という内容でしたね。はい、野崎先生、素敵な方です。キャラが抜群です。>何様発言でした~
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