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2013年 09月 01日
8月最後の週は二日しかない休日を六本木通いに費やした。27日火曜はハ・ジョンウ祭りの『ラブ・フィクション』と地元でも一度見た『建築学概論』、30日金曜はショーン・ユー&アンソニー・ウォン主演の香港映画『モーターウェイ』と『哀しき獣』。19:00からの『恋の紫煙』も見るつもりだったが、体力尽き果てGive up・・・
『哀しき獣』は以前も劇場で見ているが、感想を書きそびれた。前回15分ほど遅れて入ったため冒頭のシーンを見そびれていて、今回その導入が大切だったことに気付いた。映画館でしてはいけないこと、それは途中入場と居眠りである(涙)。 さて。香港映画・古惑仔シリーズの牛刀もかなり怖いけれども、韓国映画の斧はこれまたず~んと恐ろしい。韓国映画につきものなのは、斧とくら~いモーテル・・・ この作品もご多聞に漏れずその二つが入れ込まれており、初回見た印象はなんとも陰惨かつ残忍なものだったが、今回は少し感じ方が違った。 借金の返済と行方不明の妻を探すためにソウルにわたった朝鮮族のグナム。緊張と困惑で終始暗い表情を崩さないグナムに感情移入するのだが、予想外の展開にはこちらまでかき乱される。 金と引きかえに命を狙った相手は見知らぬ誰かに殺害され、グナムは依頼主と約束した「証拠の親指」だけ必死に切り取る。そこにやってくる警察、彼はとにかく逃げる、逃げる。カッコなどまったく無視。走る姿もカッコ悪ければ服装も帽子もなりふりなどかまっていられない。やがて逃げ込む山中での田吾作のような姿(説明が…)には、同情するより、不謹慎ながら体を震わせて笑ってしまった。 物事はドラマのようには決して進まない。ひどく残忍な事件なのに途中で「え!?」と思うようなおかしなハプニングがあったりも。万事が計画通り進むわけでもないし、人は完全に悪なわけでも、一点の曇りなく善良なわけでもない。さらに無関係な第三者の関与が結果的に人一人の命を奪っていることさえある。すべては運次第なのかも。 朝鮮族は中国国籍を持ち戸籍上の民族欄に“朝鮮族”と記載されている者を指すそうだ。本作では韓国において差別されることもあるという彼らの貧しさがひしひしと伝わってくる。 『哀しき獣』黄海/The Yellow Sea 2011年韓国 監督:ナ・ホンジン 出演:ハ・ジョンウ、キム・ユンソク、チョ・ソンハ、イ・チョルミンほか *ついでにDVDで『チェイサー』を借りて見た。よくできていても2度と見たくなかったのだが・・・これがまたおもしろくて。ハ・ジョンウは善人役の時の雰囲気を一切匂わせず、最初から最後まで猟奇的殺人者だった。
by hikoso
| 2013-09-01 23:13
| 韓国映画
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