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2013年 03月 18日
ある日、劇場予告編でこの本の映画化を知った。O君主演!彼はこのところ立て続けにベストセラーの映画化に参戦しているが、その中でこれははまり役だと思った。今までなかなか手を伸ばせなかった原作を購入。もう「えぇい!!」という感じ、映画出演者のイメージで読んでしまった。
図書館は、戦争とは一番遠いところにある施設のように感じていたので、二つの単語が組み合わさっていることになかなか馴染めなかった。でも読み進むうちにメディア自主規制問題やら、大分昔の話になってしまったが筒井先生の断筆問題やら、いろいろなことが浮かんできた。これは簡単には片付きようのない戦いで、ペンで戦うのも剣で戦うのもとどのつまり、同じことなんだと一人で納得。 出版の自由を脅かす良化特務機関の検閲と戦う図書隊。その隊員・笠原郁がとても人間臭くていい。そして彼女を陰に日向にサポートする上司・堂上を演じるのがO君。 登場人物を映画の配役と重ねて読み始めても、当然のことながら完全には一致しない。いままであまり考えたことがなかったけれど、読者一人一人のなかに違う郁、違う堂上が動いていると思うと、1冊の本が生み出す世界の壮大さに改めて感動してしまう。 さて、この作品。出てくる単語が固いため(メディア良化委員会の超法規的検閲、とか戦闘職種としての図書特殊部隊とかあれこれ)それをいちいち読んでいくのがめんどくさいという難あり。でもそれに増して郁と堂上の存在がパワフルなので、いつでも「読みたい」と思い、ページをひらけばすぐにその世界に入ってゆける。脇役も魅力たっぷり。すでに2冊目に突入しているが、全部疲れずに読めるかな。 『図書館戦争 図書館戦争シリーズ①』有川浩著 角川文庫 平成23年4月25日初版発行(平成24年11月15日 十三版)
by hikoso
| 2013-03-18 12:26
| 本
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Comments(2)
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瑠璃
at 2013-03-24 23:04
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このシリーズのスピンオフともいえる作品
「レインツリーの国」を読みました。 私が持っている、でもうまく言葉に出来ない感覚を 見事に文章化してくれた作品でした。 O君好きなんだけど、この映画は観に行くかどうか 思案中です(^^;)
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by
藍*ai
at 2013-03-30 07:08
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瑠璃ちゃん、コメントありがとう。
このシリーズ、すっかりはまってしまい、ただ今4冊目です。 本を開くのが楽しみでね。 「レインツリーの国」、先日読みましたが瑠璃ちゃんのおっしゃる通り。心にあることを的確に言葉にして出してもらったという気がしました。 それが作家というものなのね。 なかなかバラエティに富んだ作品を書いておられる作家さんですね。
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