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2012年 09月 10日
3.11以降、原発廃止運動を行っている人は多い。このフィルムは、『LOVE LETTER』等でなじみのある岩井俊二監督と女優の松田美由紀が、彼らにとって気になる人物たちにインタビューを試みたもの。
対象は、俳優・山本太郎、小出裕章京大助教、ネットアイドル藤波心、脚本家・北川悦吏子、ジャーナリスト・岩上安身等々。 山本太郎の反原発活動はマスコミでかなり話題になり、俳優活動の危機までささやかれていたので動向が心配だった。彼のまなざしは真剣そのもので、その決意のほどがしのばれる。 最近やっと気づいたことがある。 何かを強く訴えたいとき、声を荒げてはいけないのだ。強い感情は確かに人を動かすかもしれない。けれども、より多くの人に耳を傾けてもらうためには、冷静に、静かな口調で語らないと伝わらないのではないか。 たとえば、光市母子殺害事件の本村さん。最初、犯人と法に対して激しく怒りを表わしていた彼が、次第に確固たる意志を保持しつつも静かに語るように変わっていった。世の中は時機を得なければ動かないものだが、何かを変えたい場合、静かに粘り強く訴え続けることが最も大切なのではないか。 『原発のウソ』の著者・小出裕章助教の訴え方にも似たものがある。長い間同じことを訴え続ける中で小出氏は、危機を声高に叫んでも原発稼働に携わる人たちを動かすことはできないと身を以て知っているのではないか。だからこそ、自分たちがしっかりとした知識と意志を持ち続けようと呼びかけているのだと思う。 最後に言葉あつめ。 *国際政治が環境を道徳的にとらえるとは思えない *安全に対する哲学がない *3.11を境に人の在り方が分かれた *人間の五感を超えて事態が進行する怖さ *見ている風景と現実 *政治家、メディア、オピニオンリーダーの無知 *自分に不都合な情報を出す勇気 *報じない→メディアの自殺行為 *わかりやすく知らしめるための翻訳装置がゆがんでいる *現実から目を離すことで危機回避 *自分の子を守ることと世間的に“子供”を守ることの差 *ネットと相性がいいのは濃密な人間関係 *自分ができることのあるうちはやり続ける *一回しか生きられないから・・・ 『friends after 3.11』2012年日本 監督:岩井俊二 ナビゲーター:松田美由紀
by hikoso
| 2012-09-10 16:03
| 映画
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