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2012年 05月 29日
冲方 丁著『天地明察』がJの岡田君主演で映画化され、9月に公開されるらしい。『天地明察』は2010年本屋大賞第1位にも選ばれた作品。
さてこの物語に、主人公と浅からぬ因縁を持つ関孝和という人物が登場する。この名前は群馬県人ならよく知っている。なぜなら子供のときに覚える地元の“上毛かるた”で馴染み深い名だからだ。 読み札は 和算の大家 関孝和 わさんのたいか せきこうわ (名前の読み方は「せきたかかず」らしいが、リズム重視で「せきこうわ」と読む) しかし、その名に馴染みはあっても、和算とはどんなものか、その和算の大家である関孝和はどのような業績を残しているのかまで知ることなく大人になってしまう人も少なくない。かく言う私もその一人。そこでいいきっかけを得て、ちょっとばかり調べてみた。 和算は日本独自に発達した数学。独自でありながらその内容は江戸時代すでに世界最先端レベルまで達しており、それはほかならぬ関孝和の活躍に拠るところが大きい。 関孝和の業績は例えば *『塵劫記』(1631年吉田光由著)をはじめとした過去の難問を次々に解明した *円周率を11桁まで求めた *筆算による計算法を生み出す(それまでは算木という道具で計算していた) *西洋より先に行列式を発見した 等々。 円周率を導き出すのに正13万1072角形を用いたという話を聞くと、気が遠くなる思い。正多角形を限りなく円に近づけてゆく作業は、飽くなき探究心と労苦をいとわない執着心を持っていなければできないことだ。 画像は張り子の関孝和人形。群馬・藤岡市にある器店「慶瑞あかまんま」のご主人が、交流のある沖縄の張り子作家・豊永盛人さんに依頼して作ってもらったものだそう。郷土の偉人である関孝和が県内外の皆さんにもっと広く知られるようになったらいいな、と切に願う。
by hikoso
| 2012-05-29 23:10
| 日々のくらし
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