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2009年 07月 16日
「陽気なギャングが地球を回す」
「死神の精度」 「アヒルと鴨のコインロッカー」 「重力ピエロ」 と、伊坂幸太郎原作の映画を見てきて、その都度原作を読もうと思いながらまだどれも読んでいない。こんどこそ!と密かに燃えているのが「フィッシュストーリー」だ。 (*つぶやき:前回と書き出しのパターンが同じ・・・) ストーリー:2012年、彗星の地球衝突まであと5時間・・・町のレコード店では店長(大森南朋)が客に1枚のレコードを聞かせていた。セックスピストルズデビューの1年前、日本でもパンクバンドがデビューしていた。逆鱗という名のそのバンドが歌う「フィッシュストーリー」という曲を聴きながら、絶望の淵にある二人はぼんやりと夢想していた。正義の味方が地球を救ってくれるかも・・・遡ること30年の1982年、3人の大学生(濱田岳、山中崇、波岡一喜)が車の中で「フィッシュストーリー」を聞いていた なんという罰当たりなのだろう。居眠りするなんて作品に対する冒涜だ・・・なんていつも泣きながら思うわけだが、今回もなぜか冒頭の20分ほど、耐え切れず意識を失ってしまった。だからこのストーリーの大事な導入部分を見落としている(涙)。それでも感動してしまった。伊坂作品はどれも私などには思いもつかない発想力と語りの巧さに唸ってしまう。これも例に漏れずツボな作品。 売れないバンド“逆鱗”の「フィッシュストーリー」という曲をモチーフに、いくつかの年代をまたぎつつ語られる物語の連鎖。因果はめぐりひとつの曲が「そんなことあり!?」な椿事を巻き起こす。 この作品で感心したのは、登場人物がとっても魅力的に見えることだ。バンド“逆鱗”のメンバーたち(とくに伊藤淳史)、ミラクルに巻き込まれるヘタレな学生・濱田岳、正義の味方になろうとしている男・森山未來、数学の天才・多部未華子、レコード会社のプロデューサー・大森南朋ーそして劇中に登場する「フィッシュストーリー」という本の装丁や、逆鱗の曲の歌詞・・・どれもたまらない。 先駆的でありながらリアルタイムでは全然売れなかったバンドの曲が、こんな風にめぐりめぐってキセキを起こす。そんなことも・・・あると思います 『フィッシュストーリー』2009年日本 原作:伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」 監督:中村義洋 音楽プロデュース:斉藤和義 出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋ほか
by hikoso
| 2009-07-16 23:20
| 映画
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Comments(6)
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瑠璃
at 2009-07-16 23:52
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伊坂氏の作品の魅力のひとつが、この「いろんなひとたち」。
それぞれを主軸に同じストーリーを描いたら面白いだろうな と思えるほど個性的で魅力的。 「フィッシュストーリー」もきっと“そっち系”なのね。 読んでみたい。 いや、読むぞ!先に。 藍*aiさんも各原作本を是非♪
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もとはし
at 2009-07-17 00:16
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伊坂幸太郎作品は好きだし、映画化されたら必ず観るようにしてますが、これはあえて見逃しました。実は数少ない未読作品だから(この映画に出演している2人が出ている別作品と上映期間が重なったからということもあるけど)。だから、これは読んでからDVDで観るつもりです。あ、ドラマの『チルドレン』も観なきゃ。
たとえ構成が違っていたとしても、彼の作品に関しては、先に読んでから映像を観たいんですよね。ちなみに一番好きな映画作品は『アヒルと鴨のコインロッカー』。 今後『ラッシュライフ』と『ゴールデンスランバー』が公開されますが、ここまで映画化が続いていいのかな、と疑問に思うことも多少あったりして。それでも追っかけちゃうんでしょうけどね。
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藍*ai
at 2009-07-20 01:06
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瑠璃ちゃん、こんばんは。
そう、いろんな人たちが出てくるよね。ああ、人間コレクション(なんて言い方がおかしいけど)してみたいなぁ~なんて気分に・・・ 原作は50ページほどの短編。映画は原作をもとにアレンジしてありますけれど、それもまたおもしろいの。 短編は、中・長編の映画化と違って脚色の楽しみがあるんじゃないかな、って思いましたね。見ているほうも原作との違いがさほど気にならないような気がする。
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藍*ai
at 2009-07-20 05:40
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もとはしさん、おはようございます。
>この映画に出演している2人が出ている別作品 ・・・南朋さんのでている作品、ですか?それとも高良君のでている作品?でも両方とももうひとりはどなたでしょう?(頭のめぐりが悪くてお恥ずかしい) 『アヒルと鴨のコインロッカー』は私も大好きです。 伊坂作品が次々と映画化されるのは物語性の高さゆえと思いますが、この打率の高さはなかなかのもの。まめに読むようにしようと思います。
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もとはし
at 2009-07-20 11:17
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おはようございます。とりあえずもう少しだけ。
>・・・南朋さんのでている作品、ですか?それとも高良君のでている作品? ご指摘の通りの2人が出た作品です。 元ネタと合わせてご覧になっている人が少なさそうなのと、このところ元ネタの方を観ていて暴走気味だったのであえて書かなかったのです。では失礼します。
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藍*ai
at 2009-07-20 14:40
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