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2005年 06月 13日
このところ目に留まる香港映画には黒っぽいもの、警察っぽいものが多い。で、同じように見えるそうした作品の違いを知りたいという気持ちが働いていて、またこんな感じのチョイス。言い訳か・・・
ストーリー:空港でマカオから来た行政長官ヨンが若い女に撃たれる。逃げながら被弾し、倒れた彼女の身元は女テロリスト・ジェイド(白田久子)。しかし彼女はショックで軽い記憶喪失にかかっていた。ちょうどその頃、閉鎖中の教会に怪しい男たちが武器を持ち込みそこをアジトに活動を始めようとしていた。オトウサン(千葉真一)と呼ばれる日本人こそ、国際テロリスト集団の長だった。 香港警察は空港で警備に当たっていたチョン管理官(サイモン・ヤム)の元にミン警部(アレックス・フォン)を派遣し、合同で狙撃した組織の捜査に当たらせる。ところがミンのパソコンに自宅で拉致された妻が殺害される映像が届き、4歳の息子が人質に。相手の指示に従わざるを得なくなったミンは、ジェイドを連れて逃走する… またテロリストと記憶喪失。偶然ながら昨日と同じような紹介文に苦笑。 方中信(アレックス・フォン)・・・ 彼との出会いはトニー・レオン、ビビアン・スー主演『君を見つけた25時』。あの、どこか暢気で気のいいプレイボーイ役はあまりにも私の中に深く刻まれすぎた。だからそのあとに見たレスリー・チャンの遺作『ダブルタップ』での彼の警察官役がどうしてもしっくり来なく困ってしまった。 『ワンナイト・イン・モンコック』で彼が素晴らしい演技を見せたと聞いても半信半疑だった。 でも今日やっと『君を見つけた・・・』の呪縛から解き放たれた。妻を殺された彼が、パソコンの画面を見ながら一筋こぼす涙にうたれた。 香港と日本の合作のようで、セリフは香港人は広東語、日本人は日本語のまま。アレックス・フォンと行動を共にする白田久子のセリフは吹替え。ちょっと有森也美を思わせる彼女、演技がうまいとまではいえないが、なかなか魅力的。 そして千葉真一・・・昔TVドラマ『キイ・ハンター』をほとんど欠かさず見ていたのは、彼が出ていたからこそ。小学生女子が初めて惚れた大人の男、である。しかし、昨今の怪優ぶりは・・・う~ん・・・ あ、また出ましたよ。ラム・シューが。『出たな!!』と思わず声を上げてしまった。今回はいいとこどりのオイシイ役。 今日見たあの人:撃たれた長官は『無間序曲』のヤンパパである。 作品のH.P.はこちら。 http://www.bakuretsu.jp/ 『爆裂都市』EXPLOSIVE CITY 2004年 監督:サム・レオン 出演:アレックス・フォン サイモン・ヤム 白田久子 千葉真一ほか 字幕翻訳:瀬間友子
by hikoso
| 2005-06-13 18:11
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(3)
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多謝。
at 2005-06-13 22:56
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レンタルが新作のままなのよね。ヤムヤムに林雪、早くみたいです。
千葉真一さん「風雲ストームライダー」の時も、既に怪しいと思いましたが 芸風が広がった、というべきなのでしょうか(汗)
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この映画、ヤムヤム見たさに映画館に足を運びました~。かなり広い劇場にも関わらず、観客たったの3人・・・ 完成度は別として(笑)、なかなか魅力的な映画ですよね。ヤムヤム&方中信を堪能しました。
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藍*ai
at 2005-06-14 08:16
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多謝さん
ふふふ。お先にしつれ~い。ヤムさんファンには見逃せない1作かもしれません。それ以上にラム・シューファンにはおすすめかも!? akkoさん ヤムヤムという呼び方はakkoさんのところで拝見して無意識のうちに頭の中にインプットされていたのでした。勝手に真似してごめんなさい(とほほ)。劇場でご覧になったとは羨ましいです。怪しい男の魅力全開ですよね。
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