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2009年 02月 11日
深夜3時からのラジオ番組“オールナイトニッポン”第二部、松山千春のオールナイトニッポンが千春を知った最初だった。
まだほとんど無名だったにもかかわらず、喋りがおもしろくてちょくちょく聞いていた。たしか葉書も出したはず。コンサートのお知らせが郵送されてきたのを覚えているから。その頃の私はTULIPをはじめニューミュージック系の音楽にはまり込んでいたが、まだ高校生でお金もなく、千春のコンサートにまでは行けなかった。 たしか「季節の中で」がCMソングに使われ、あれよあれよという間に売れっ子になっていった過程はリアルタイムで見ていたので今回懐かしさも手伝い、見に行ったのだ。 ストーリー:1975年、全国フォーク音楽祭北海道地区大会に時間ギリギリパトカーで駆けつけた青年(大東俊介)がいた。派手な色のニッカポッカをはき、ステージに現れた彼に場内はざわめくが、ギターで弾き語る「旅立ち」はあっという間に聴衆を魅了した。審査員のSTVラジオ・竹田(萩原聖人)が厳しい表情で「ギターが悪いなぁ」と感想を述べると、青年はでかい態度で竹田に食って掛かった。それが19歳の松山千春とプロデューサー・竹田健二の出会いだった。 まだ現役の一シンガーが自伝映画? この映画、世間的にはそういう目で見られているのではないかと思う。映画が始まってしばらくは私も戸惑いを隠せなかった。特に頻出するバラの花一輪と、『旅立ち』という縦書きタイトルの文字を見たときには「演歌の花道か!?」と突っ込みを入れたくなった。 が、見ているうちにバラの花の意味と、彼がこの映画を作った真意が分って納得した。そう思えたのは、昔のよしみもあり理解したいと思いながら見たからだろうか。 あの、やせぎすで何だか懸命にやってる感じの千春を見たことがなければ、偉そうな奴、金ピカのアクセサリーをつけちゃって・・・とマイナスイメージのほうが強いかもしれない。(あの千春の変貌ぶりは、プロ野球の清原選手の変わり方となんだか似ているような気がする。) この映画は、まるで彼を世に送り出すために生まれてきたような、STVラジオのプロデューサー、竹田さんを描いた作品だ。萩原聖人演じる竹田プロデューサーは、生真面目で一途な人物。フォークのコンテストで千春を見込んだ彼の確かな目と、損得計算を抜いた誠実なアプローチに心打たれる。人ひとりを大切に育て上げようという丁寧な取り組みがされにくい世の中だから余計に、物語に引き込まれてしまった。 フォークなのに演歌っぽくて、そんな世界が決して好きではないのだが・・・ 偉そうな奴は好きじゃないんだが・・・ にもかかわらず泣いてしまったのは、やはり松山千春の人間力と歌唱力ゆえなのかもしれない。 千春を演じた大東俊介は、『クローズZERO』ほかでよく見かける若手俳優。たぶんかなり演じづらかっただろうと思うが、見終わったあと彼は私の心の中ですっかり千春になっていた。 『旅立ち~足寄より』2008年日本 監督:今井和久 出演:大東俊介、萩原聖人、尾野真千子、伴杏里、泉谷しげる、石黒賢ほか
by hikoso
| 2009-02-11 03:25
| 映画
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Comments(2)
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ヨコリン
at 2009-02-14 01:03
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去年の東京国際映画祭で大東くんはある俳優と並んで歩いてました。
私たちはある俳優さんの名ばかり声をかけてました。 すると私たちの方を見て 「僕は大東俊介といいます。よろしくお願いします!」 ペコリとお辞儀をしました。 すぐ覚えました。 好感度大です。
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藍*ai
at 2009-02-15 13:02
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ヨコリンさん、去年の東京国際でご覧になったのですね。カーペットウォークの時ですか?
この作品も出品されたんでしたよね。 若者らしくていいなあ。胸を張って頑張ってる感じがして。 応援しちゃおうかな。 この先、人に恵まれるといいのだけれど。
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