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2008年 09月 26日
見たい映画目白押しの今日この頃。見る映画を選ぶ決め手になるのは世間の評判の善し悪しじゃない。その映画だけ特別な感じがするのだ、説明できないけど。本作もそんな作品。
ストーリー:倉持真知寿(吉岡澪皇→柳憂怜→ビートたけし)は群馬の製糸会社社長の息子として不自由なく暮らしていた。絵画好きの父(中尾彬)は真知寿に思う存分絵を描かせてくれたし、周囲も富豪の息子である彼が何時絵を描いていても意見することはなかった。会社の倒産で父が首を吊り、義母(筒井真理子)も飛び降り自殺して以来、真知寿の生活環境は一変したが、それでも彼は絵を描き続けた。 色鮮やかな絵が次から次へと登場する。画風もさまざまで見ていて飽きない。これらがたけし本人の作品というのには驚いた。見ながら自分でも絵を描いてみたくなる。 真知寿はいくつもの死を目の当たりにしながら成長するが、幾多の災難に見舞われてもぶれなかったのは絵を描くことにおいて一貫していたからだろう。彼の、世俗を超えてただ絵を描き続けた人生は、ある意味気持ちよくさえある。 彼にとっての幸運は、身近な人たちにはじかれず、潰されずにいられたこと。それどころか美しい妻・幸子(麻生久美子→樋口可南子)にさえ出会う。芸術も人生も自分に理解を示してくれる人が周りにいるかどうかで色合いが変わるような気がする。 芸術を分る、分らない 才能がある、ない 作品が売れる、売れない そうしたことはとっても曖昧なものの上に成り立っているのだと感じずにはいられない。誰からも一目置かれるほどの圧倒的な才能などほんのひとにぎり。 芸術は他人の生活を直接左右するわけではないので、評価は受け止める側の気持ち次第で決まるような部分もある。“芸術家”はそんな他人の評価に身を委ねて生きているようなもので・・・ それでも真知寿のように一筋に貫いてゆけるなら、それこそ幸せというものだろう。 『アキレスと亀』2008年日本 監督・脚本・編集・挿入画:北野武 出演:ビートたけし、樋口可南子、柳憂怜、麻生久美子、大森南朋、徳永えりほか
by hikoso
| 2008-09-26 23:36
| 映画
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Comments(2)
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by
grace
at 2008-09-29 06:59
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麻生久美子さんが出てきたときに、(きゃー♪久美ちゃん♪♪♪はあと)と思ったけど
樋口可南子さんに代わってから、感動を全部もっていかれちゃった気がしました。(ワタシの中で) 素晴らしい女優さんと再認識。 ちょびっとだけ、(家庭で本当のダンナさんがヘンなことをしても、温かく見守ってるのだろーか)と余計なことを考えてしまった。 映画としては、好き嫌いは別れると思うけど、出てくる絵が素晴らしいですね。 私はかなり笑わせてもらいましたけど(汗) すごい人が演じている「おでん屋さん」(笑)の発言が、とても深くてよかったです。
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by
藍*ai
at 2008-09-30 03:36
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グレちゃん、最近売れっ子ですね、麻生さん。
でもこの作品で魅力的なのはやはり樋口さんだと私も思います。 一瞬素なのか、とおもうようなリアクションがあったりして、見ていて楽しかったです。北野さんと二人で出ていた番組で、「うさぎの着ぐるみを着せられたのは初めて」と語る樋口さんがおかしかった。 難しいこと考えず、素直に見てしまってもいいかもしれないとも思いますね、この映画。 >すごい人が演じている「おでん屋さん」 それを思い出せない自分が哀しいです(涙)
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