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2008年 05月 29日
ジャケ写のこの雰囲気が気になって借りたいと思っていた作品。
ストーリー:刑事のタイリン(パン・ユエミン)は、非番の日、橋の欄干から飛び降りようとする若い女リュウユン(ユエン・チュアン)を見かける。彼女は浮気した恋人を殺してきたという。それを裏付けるように署から殺人事件の知らせが入り、タイリンは彼女を拘留することに。しかし彼女は舞台女優で、飛び降りようとしていたのは「行為芸術」のためだった・・・ *本日は微妙にネタバレしてます 「行為芸術」はパフォーマンスアートとも言うらしいが、ざっと調べただけではこういうものです、という定義がしづらい。ここでは自分の起こした行動に他人がどう反応し、さらに場面がどのように展開してゆくかを実験的に行うという意味で使われているのかな。 最初タイリンは、リュウユンの奇抜な行動に完全に翻弄されている。見ている方としても「アブナイ女に騙されるな、若い刑事さんよ」なモードに。 が、そんな彼女が実は病気の母を抱え苦労しており、幼い頃自分を救ってくれた恩人を探しているという。そしてその恩人マー・バイジュこそ、長年警察が追っていた人物だったのだ・・・つまり二人は運命に導かれるように出会ったわけで。 タイリンはもともと画家になりたいという夢を持っていたが叶わず、父と同じ警察官の道を選んだ。そうした芸術家気質をもつ男だからこそ、個性的なリュウユンに惹かれたのかもしれない。が、いまひとつそのあたりの投げかけが作品に生きていないような気がする。 また、父が手がけ、先輩達が未だに追い続けている事件とリュウユンとの関わりを知ったタイリンの迷いや葛藤をもう少し深く描いてあったら、と思うと残念。 しかし、物語が丁寧にじっくりと描かれていて、その辺はさすが『山の郵便配達』の監督さんだと思う。登場人物(特に年配者)それぞれの陰影のようなものがにじみ出ていて、奥の深さが感じられる。 『玉観音』や『たまゆらの女』などを見たときも感じたのだが、中国本土の作品は時間の感覚を忘れてしまうほどに物語がじっくりと語られていくような気がする。あの、国の広さがそうさせているのだろうか。 『藍色愛情』A Love is blueness 2001年中国 監督:フォ・ジェンチェイ 出演:パン・ユエミン、ユエン・チュアン、グオ・シャオドンほか 日本語字幕翻訳:落合寿和
by hikoso
| 2008-05-29 23:22
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(4)
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孔雀の森
at 2008-05-30 19:27
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この作品、とても不思議な気持ちで観ていました。
タイリンがリュウユンに惹かれていく過程では「どうしてこんな娘好きになるんだ?」と思いました。 リュウユンがタイリンに近づいていく時も「この警官の何が魅力?」と問いかけてしまいました。あ、でも行為芸術なんですものね。 まあ、好意があったから行為芸術の素材に決めたのかもしれません。 この監督さんの作品、どれも大好きです。
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藍*ai
at 2008-05-30 21:17
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孔雀の森さん、こんばんは。
私もこの二人が似合っているようには思えず、ちょっと困った感じで見ていました。 フォ監督の作品、『故郷の香り』は劇場で見たのですが、『ションヤンの酒家』は未見です。いかがでしたか? 『山の郵便配達』は何と言ってもリュウ・イェ君主演なので大好きです。
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孔雀の森
at 2008-05-31 20:12
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またまた失礼します♪
『ションヤンの酒家』、大好きです。凛としたションヤンがステキ。重慶の町並みも美しいです。 『故郷の香り』は劇場鑑賞を逃して中国版DVDを買ってしまいました。(やはり劇場で観たかったです) 『山の郵便配達』以来、劉燁出演作をかなり観ております。素晴らしい演技ですよね♪思わず画面に引き込まれてしまいます。 大陸の作品には心を揺さぶられるものが多いです。おっしゃるように、じっくり語られる物語に魅力を感じているのだと思います。
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藍*ai
at 2008-06-01 21:22
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孔雀の森さん、“凛”とした、っていう言葉に惹かれます。観てみますね。
『故郷の香り』、香川さんの演技が忘れられません。やはり風景の美しさに目を奪われるような撮りかたには参りますね。 劉燁君、最近の役はみな、何かを背負っているような難しいキャラクターなんですよね・・・
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