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2007年 09月 21日
ブラブラしていたいたネットオークションでふと見かけ、巨大Web書店、Amazon.comにて買った2冊のうちの1冊。私は香港の歴史をまだ何も知らない・・・
ネット上で九龍城砦(クーロンじょうさい)に聳え立つ建物を見たとき、いてもたってもいられない気分にさせられた。星野博美さんの『転がる香港に苔は生えない』の中でも、“九龍城寨”の名で何度も目にしていたはず。そのときは何も引っかからなかったのに・・・ それは香港へ行ったとき街中で古いアパート―あの、色褪せていて窓から洗濯物が突き出している建物群を見たときの胸のざわめきをもっと増幅させたような感じ。何なのだろう、何故気になるのだろう・・・わけなど探っても意味ないのに悪い癖だ・・・ この本は中村晋太郎氏の撮った九龍城砦のモノクロ写真集。 97年の返還を5年後に控えた1992年、中村氏は当時東京理科大建築学科4年。卒論「香港・九龍城の空間構成に関する研究」に沿って彼が撮った写真の数々がこうして出版されたのだ。 ちなみに住人達は1992年7月2日を最後にこの場所を強制退去させられたということなので、写真に住人の姿はない。 九龍城砦は植民地香港におけるさまざまな歴史的背景を背負いながら、どの主権も及ばない場所として多数の難民を抱え込んでいた。27,000平方メートルの土地に33,000人がひしめき、畳1畳分の広さに3~5人の人が暮らしたというこの場所は、人々を震え上がらせる魔窟とさえ形容され、増築を繰り返すうちに迷路のように入り組んで昼なお暗い場所となっていたようだ。 その佇まいを写真で見て以来、ごちゃごちゃしているとか不衛生だとか、危ないとか怖いとか、そんなこととは違うただならぬ雰囲気を感じている。もっと、もっと知りたい・・・ 『最期の九龍城砦 完全版』中村晋太郎著 2003年8月25日初版第1刷発行 新風社刊 2000円(税込) (参考Webサイト) *九龍城砦探検記 http://www4.ocn.ne.jp/~keropero/kyuryu00.html *Web九龍城砦FINAL HOME http://neuroage.com/kwc/#
by hikoso
| 2007-09-21 14:48
| 香港
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Comments(4)
Commented
by
705号
at 2007-09-21 23:56
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ごぶさたでやんす、師匠。
私の記憶が正しければなのですが、一昨年の山形国際映画祭でこの九龍城を扱ったドキュメンタリーを観たように思うのであります。 内容は忘れてしまいましたが、九龍城内を映し出した作品だったように思う(当たり前か・・・)。 大陸からやってきて働き仕送りする若い夫婦、長年そこに住んで居た老人、一家族、又一家族が九龍城を離れていく様子が観れたように記憶している。 ただ、この作品の題名や監督の名前を私忘れてしもうた。。。
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藍*ai
at 2007-09-23 10:47
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by
boy
at 2007-10-08 21:00
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by
藍*ai
at 2007-10-10 00:38
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boyさん、こんばんは。九龍城をご覧になったのですね?うらやましい限りです。もう1冊写真集を買ったのですが、分厚くて文章も多いのでなかなか読めません(涙)
未読の蔵書を山のように残したまま死んで行くのだろうか・・・と思う今日この頃です。
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