ブログパーツ
最新の記事
最新のコメント
検索
カテゴリ
全体 香港・台湾・中国映画 香港・台湾・中国関連 韓国映画 韓国関連 映画 映画関連 無間道 頭文字D 香港 音楽・美術・舞台 TV番組・ドラマ・DVD 歴史 サントラ 本 ことば・文字 日々のくらし 懐かしワールド 剣道 観賞映画INDEX(中国・香港) 鑑賞映画INDEX(韓国) はんこ MEMO 眼科・病医院 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2023年 12月 2023年 08月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 09月 more... タグ
網膜剥離(13)
術後眼内炎(9) 海堂尊(4) 白内障(3) シリコーンオイル抜去手術(2) ドクターヘリ(2) レーザー治療(1) HIBIKI 響(1) 後部硝子体剥離(1) 財津和夫(1) 樹木希林(1) 通信大学(1) 飛蚊症(1) 病院待ち時間(1) 後発白内障(1) TULIP(1) psycho-pass(1) sano ibuki(1) ウルトラセブン(1) スクーリング(1) 記事ランキング
ブログジャンル
|
2007年 08月 29日
「Under cover? すごい!家寶、I'm Proud of you.」
とレスリー扮する臥底をはしゃいだ声で称えたのは、常盤貴子演じるヒトミ。『星月童話/もういちど逢いたくて』の中でのセリフである。 香港映画の警察モノや黒社会モノには付き物のように潜入警察官が登場する。『インファナル・アフェア』シリーズは言うまでもなく、他にも『ハード・ボイルド』のトニー・レオン、『センチュリー・オブ・ザ・ドラゴン』のルイス・クー、『潜入黒社会』のダニエル・ウー、『重装警察』のチン・ガーロッなどなど、ぱっと思い浮かぶものでもこれだけある。 しかし、彼らは潜入の任務を終えたあと、まっとうな警察官としての仕事を与えてもらえるのだろうか?体には刺青、潜入時代の仲間とのつながりは切れているのか?当時覚えた麻薬とはすっかり縁を切ったのか?(実際にもいるという潜入警察官が刺青をしたり麻薬をやったりするのかどうかは知らない。あくまでも劇中のお話です) ストーリー:黒社会への潜入任務を受け、ボス(ケン・トン)の逮捕に漕ぎつけた阿鋒(ショーン・ユー)は4年の潜入を終えて油麻地警察へ戻った。しかしいまひとつ職場に馴染めない。この4年間に彼は恋人を失い、父親を失意のうちに死なせていた。ある日白骨死体の発見現場に向かった阿鋒は、そこで気を失ってしまう。その後気晴らしに潜入時代の仲間・大輝(サム・リー)と会うが、車中で麻薬を吸っていた二人は休暇中の刑事の尋問を受け、大輝が刑事を射殺してしまう。 冒頭の数分間は完全に『インファナル・アフェア』を意識したつくりになっている。ショーン君に潜入を命じているのは、インファの校長先生と同じ顔した上司だし。久々に“ヤン”を髣髴とさせるショーン君に逢えて嬉しかった。 プロデューサーを務めたアンドリュー・ラウにとって、潜入警察官のその後、というのはひとつの課題だったのかもしれない。 サム・リーは『狗咬狗』まではいかないものの、シリアスな表情での演技。特別収録のインタビューでアンドリュー・ラウが話していたが、サム・リーが今まで演じてきた役柄の多くは香港の若いギャングの典型。そろそろ違った顔を見たい、見せて!といった時期にさしかかっているということだろう。 同様のことがショーン・ユーにもいえるかもしれない。彼が演じるのは表情をあまり表に出さない抑えたタイプのキャラクターが多い。『ジェイ・チョウをさがして』や『一碌蔗』のようなちょっと崩した、あるいはお茶目なタイプ、柔らかいタイプももっと演じて欲しいものだ。 本作では潜入のその後というテーマがなかなかに興味深いのに加え、音楽やカメラワークも「おや!?」と思わせる部分があったりして要チェック。ボスを演じたケン・トンの出所後のセリフにも惹かれた。全体のインパクトという点ではいまひとつと言えなくもないが、一味違った作品ではある。 『危險人物』UNDERCOVER 2006年香港 プロデュース:アンドリュー・ラウ 監督:ビリー・チョン 出演:ショーン・ユー、サム・リー、ケン・トンほか
by hikoso
| 2007-08-29 23:43
| 香港・台湾・中国映画
|
Comments(2)
Commented
by
多謝。
at 2007-08-30 19:58
x
ニック・チョンの「黒白道」ってのも、こんなお話でした。
ハーマン・ヤウなので、思いっきり暗い。 だから、ニックちゃんにはぴったり、なんですけど。 初めて、彼をいい役者だと思った作品です。 じゃんゆーさんが、あり得ないほどカッコイイボスをしています。 以上、宣伝でした。 ふーん、この手の筋書きって初めてなのかと思っていたけど、 結構あるのね。 ヤンも、ちゃんと復職していたら、どんな生活が待っていたんでしょうね
0
Commented
by
藍*ai
at 2007-08-31 02:20
x
多謝。さん、『黒白道』とはそういうお話でしたか。ニックちゃん出演でしたら喜んで拝見いたしましょう!
え?ん様がありえないほどカッコイイボス?ますます見たいですね!!!(もしかして勧誘でした?←うそうそ)ご紹介ありがとう。
|
ファン申請 |
||