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2007年 01月 24日
これは面白かったです。オススメ。
ストーリー:カメラマンのヨーヨー(グォ・ヨウ)はハリウッドの映画監督タイラー(ドナルド・サザーランド)の助手ルーシー(ロザムンド・クヮン)に雇われ、中国で撮影中のタイラーを追うメイキングビデオ撮影を任される。 ところが当のタイラーはこの作品に気持ちが入らず、遂に撮影は中止に。数ヶ月の間にすっかりヨーヨーを気に入ったタイラーは、彼に「自分が死んだら中国で行われるというコメディフューネラル(喜劇葬式/喜葬)をやって欲しい」と頼み、その後倒れて意識不明になってしまう。タイラーの頼みに責任を感じたヨーヨーは・・・ こんな面白い作品が隠れていたとなると、まだまだいろいろありそう。中華電影も奥が深い。 フォン・シャオガン監督といえば最近作ではダニエル・ウー出演の『夜宴』(The Banqket)。同作品にも出演しているグォ・ヨウが本作の主演だ。 冒頭、紫禁城で『ラストエンペラー』の宮廷のシーンを撮影している。そこでこんなセリフがあった。 色が重要。中国の王宮は赤い壁と金色の屋根の二色だが、赤は血、金は財貨を表している。つまり財の象徴なのだ。 タイラーとヨーヨーがあれこれ話し合う会話が興味深い。苦悩しながらもスタッフとの会話に何かを見出そうとする巨匠の愛すべき性格と、忌憚のない意見を述べるヨーヨーの誠実さがいい。例えば 「悲しみの皇帝というけれど、皇帝は悲しいと思うかい?」 そんな疑問を投げかけるタイラーにヨーヨーは答える。 「金と女がない、それが悲劇だ。」皇帝にはそれがいやというほどある、俺のほうがずっと悲劇的だ」と。そんなヨーヨーの切り返しにタイラーは癒されるのだ。 そして二人の間でこれまたちゃんと存在感を放っているルーシー。キャラクターの描き方がとてもうまいと思う。 中盤以降は葬式の段取りが始まるのだが、これがスゴイ騒ぎ。中国の変わりようをまざまざと見せつけられる。葬式をショーにすべくプロモーター(ヨーヨーの友人)のルイ・ワンを交えて出されるアイディアのあれこれも傑作だ。 主演のロザムンド・クヮンは『做頭』(邦題/愛さずにはいられない)よりはるかにキャラが立っていて美しいし、グォ・ヨウも『夜宴』より数段魅力的。(役柄の妙もあるけれど) ドナルド・サザーランドは私にとっては『SFボディスナッチャー』という映画以来忘れられない俳優(あの映画はホントに凄かった)。ダイナミックな容貌は本作でも健在だ。 ★レンタルショップで見かけたら手にとって見てくださいね。 『ハッピー・ヒューネラル』大腕 Big Shot's Funeral 2001年中国・アメリカ 監督:フォン・シャオガン 出演:グォ・ヨウ、ロザムンド・クワン、ドナルド・サザーランド、イン・ダ、ポール・マザースキーほか
by hikoso
| 2007-01-24 23:23
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(8)
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705号
at 2007-01-25 22:36
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これねぇ~、見たい見たいと思いつつまだ手にとっていなかったやつなんですよ。
ドナルドとうさんが出てるから、観たかったんですけど劇場で。 でもこっちで上映されなかったんだったな確か・・・。 ドナルドとうさん・・・「M☆A☆S☆H」のホーク・アイが私大しゅきなの。 (若くてね、かっくええよん♪)
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藍*ai
at 2007-01-25 23:10
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705号さん~でしょ、でしょ?見たいでしょ?
前から知ってたのね!?私なんかフラフラしてたレンタルショップでふと目についたわけで、こういう映画があったなんて全然知らなかったの。え~ん。 ドナルド・サザーランドってマッシュにも出てたのか。こちらも知らなかったわ。映画検定不合格だね・・・
藍*aiさん こんばんは
私も シャオガン監督は こういうしみじみとしたコメディが上手いと思います グォ・ヨウの生き生きしている事! 彼はやはりこうでなくては 「夜宴」が香港でケチョンケチョンだったり 大陸で笑の渦だったりって仕方ないかも みんなシャオガン監督には悲劇を求めてないもの(爆) 監督のお得意の心温まる楽しい映画を見たいのよね ひこだって実のところ コメディをやれると思ってオファー受けたのですもの 本物のコメディを教えてもらう って張り切ってたのに。。。 まあ あれはあれで私は好きよ(笑) 新作の方も また懲りずに シリアス路線らしいから。。。困ったものですね 誰か監督に言ってやって!
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pannie at 2007-01-26 11:57
わ~お・・・
すみません><あたし、途中リタイアしたんです、これ・・(大汗 ドナルドが、どうしてもアカンのです。 3回はチャンレンジしたと記憶してます・・ あれは、リビングにノートパソコンを置いていた頃・・2年ほど前でしょうか・・。 毎回寝てしまってる自分がおりました。 藍*aiさんが良いと仰るなら最後まで観る努力をせねばなりませんね。 でも、ドナルドの顔が苦手なんですぅ。
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藍*ai
at 2007-01-26 14:55
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usakoさん、この作品は中国でかなり評判がよかったらしいですね。
そうか、こういう作品で本領を発揮するタイプなんですね!? 巨匠と呼ばれるようになるためにはシリアスな路線も制覇しなければ認めてもらえないとか、考えておられるのでしょうかね?周りからのプレッシャーとか!? サザーランド扮するこの監督の言うように、納得のできる作品を頑張って作っていただきましょう!(ナニサマ、でございます) 『夜宴』、個人的には好きなので今後にも期待!です。
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藍*ai
at 2007-01-26 15:01
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pannieさん、わかりますよぉ(笑)。私もどちらかといえばドナルド、苦手ですもの(好みの容貌ではないっていうか・・・)。今回もレンタルショップでちょっと考えてしまったくらい。
多分、寝ておられる間に、ドタバタしたコメディが繰り広げられていたんですわね。ヨーヨー役のグォ・ヨウは悪くないと思うんですけどいかがでしょ?気が向いたら見てみてね。
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多謝。
at 2007-04-26 18:16
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こちらを見て、拝見した。 おもしろかったー♡
このハチャメチャさ加減、着いて行くのにやっと、だったんですけれど。 映画監督というのは、ヨーヨーやタイラーみたいな、一筋縄は行かない 人種なんでしょうね、きっと。 西洋とも中国とも付かないロザマンの役が、良いバランスを取っていますね。香港人のスタッフも多いせいか、大陸臭くなくて良かったわ。 世界を視野に入れた作品、なんでしょうね。
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藍*ai
at 2007-04-26 22:10
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