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2006年 05月 02日
いつもはあまり利用していないレンタルショップから更新ハガキが届いた。「更新すれば2本無料でレンタルできます」の言葉につられ、何を借りよっかな~と探して見つかったのがこの作品。よくこういう作品を仕入れたものだと感心。
内容:1999年9月21日に起きたM.7.3の台湾大地震は死者2,455名、行方不明50名という大きな被害をもたらした。この作品はドキュメンタリー作品で定評のある呉乙峰監督が地震で亡くなった人たちの遺族数組を追いながら人生の意味や生命について問いかける。 作品は呉乙峰監督が友人王家勲にあてた手紙を読む声から始まる。 映像は走る電車からみえる、まっすぐに続く線路。電車は呉氏を父のいる竹林養護院へと運んでいるのだ。 手紙の中で呉氏は語る。父は若い頃好奇心旺盛で行動的な人物だったと。それなのに病に倒れ、年を重ねるにつれて変わってしまった。「どうせ回復しないなら生きていたくない」と呟く父の姿を見ながら呉氏は混乱する。現実の、目の前の父と、記憶の中の父があまりに違うことに戸惑いを感じずにはいられないのだ。 そしてカメラは被災者への家族へ。 2人の子供を実家に預けたまま日本で働いていて家族を失った夫婦、、親が行方不明のままの姉妹、両親はじめ7人の家族を一瞬にして失った女子大生、2歳の愛娘を失ったあと女児の妊娠に気付き戸惑う夫婦― 見ていて必要以上に重たい気持ちにならない。何故だろう?BGMはところどころで流れる歌謡曲。災害など関係ないかのようなのんびりした曲調の・・・ 被災者家族を撮りながら、一瞬にして家族を失った者たちがどのようにその悲しみを乗り越えてゆくかを描くことがメインなのだと思うが、監督の目はもっと大きなものを見つめているような気がする。それは脈々と続いてきた人間の営みといのちのつながりなのでは。 今、ここにある悲しみはもちろん唯一無二のものであり、決して他のものとは比べられもしないものだろう。けれども人間はそれを乗り越えて続いてきている。そしてこれからも。 『生命いのち 希望の贈り物』GIFT OF LIFE 監督:呉乙峰 吉井孝史訳・子安則子字幕
by hikoso
| 2006-05-02 18:35
| 香港・台湾・中国関連
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Comments(2)
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705号
at 2006-05-02 20:38
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この作品、昨年の山形国際ドキュメンタリー映画際で“台湾「全景」の試み”と言うカテゴリで上映された作品です(残念ながら私は観る事ができませんでしたが)。
山形国際ドキュメンタリー映画際の公式HPはこちら↓ http://www.yidff.jp/home.html 昨年は私もこの映画祭足を運んだんですが、見応えのある作品が多く、どの作品を観ようか迷ってしまうほどでした。 次回は来年10月の予定だそう。。。
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by
藍*ai
at 2006-05-03 17:50
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705号さん、画像検索で山形の映画祭のことを知りました。公式サイトもあるんですね。いまあちらこちらでいろいろな映画祭が行われているけれど、ドキュメンタリーに絞ってというのもおもしろいなあと思いました。
それにしても705号さんの映画生活も充実してますね!
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