ブログパーツ
最新の記事
最新のコメント
検索
カテゴリ
全体 香港・台湾・中国映画 香港・台湾・中国関連 韓国映画 韓国関連 映画 映画関連 無間道 頭文字D 香港 音楽・美術・舞台 TV番組・ドラマ・DVD 歴史 サントラ 本 ことば・文字 日々のくらし 懐かしワールド 剣道 観賞映画INDEX(中国・香港) 鑑賞映画INDEX(韓国) はんこ MEMO 眼科・病医院 未分類 以前の記事
2024年 02月 2023年 12月 2023年 08月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 09月 2022年 08月 more... タグ
網膜剥離(13)
術後眼内炎(9) 海堂尊(4) 白内障(3) シリコーンオイル抜去手術(2) ドクターヘリ(2) レーザー治療(1) HIBIKI 響(1) 後部硝子体剥離(1) 財津和夫(1) 樹木希林(1) 通信大学(1) 飛蚊症(1) 病院待ち時間(1) 後発白内障(1) TULIP(1) psycho-pass(1) sano ibuki(1) ウルトラセブン(1) スクーリング(1) 記事ランキング
ブログジャンル
|
2017年 09月 02日
こころの複雑さ、めんどくささを、今さらながら感じる今日この頃。
たとえば、いやーな感じの人に対しては、自己防衛もしやすいというもの。ところが、あからさまでない危機もたくさん存在して、そのほうがたちが悪い。 やさしい顔、やさしい声、柔らかい物腰の人が、裏で怖いことを考えていたりする場合、こころが迷って、何度も何度も確認作業をしてしまう。 少年は、病の床にある母と二人暮らし。母の命への大きな不安をひとりで抱えなくてはならない。だから学校で級友からいじめられても、黙ってやり過ごす。 そんな少年の前に、夜中の12時7分、いちいの木の怪物が現れるようになる。少年は怪物に試されることになる。怪物が語る3つのストーリーを聞き、最後の4つ目には自分の真実のストーリーを語れと迫られるのだ。 怪物は圧倒的に迫ってくるが、少年は恐怖に怯えてはいない。 怪物の物語は、示唆に富んでいて深い。 片側からだけ見たのでは、善悪の判断はできないことや、そもそも善悪など分けられるのかということや。 人の行動はいかようにも考えられる。他人の評価にとらわれて、自分の心を欺いてよいのかどうか。大人と子どものちょうど狭間にある彼は、自分の心に潜む真実を理解し、これからを生きてゆかなくてはならないのだ。 死に瀕した母と生活を共にしながら彼は、最愛の人を失う恐怖と同時に、自分の中に湧き出るいろいろな思いに後ろめたさを感じてもいる。そんな彼の思いと、いちいの木の怪物は、どんな関係があるのか?そこが見所でもある。 少年の祖母を演じたのは、見覚えある女優さんだと思ったら、『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーだった。あれから何年・・・・? 『怪物はささやく』A Monster Calls 2016年アメリカ・スペイン 監督:J.A.バヨナ 原作・脚本:パトリック・ネス「怪物はささやく」(あすなろ書房刊) 出演:シガニー・ウィーバー、フェリシティ・ジョーンズ、ルイス・マクドゥーガル、リーアム・ニーソンほか 日本語字幕翻訳:藤澤睦実
by hikoso
| 2017-09-02 19:11
| 映画
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||