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2015年 04月 22日
✿『さいはてにて』
永作博美主演、静かに心に沁みるいい映画だった。 ストーリー:幼い頃別れた父(村上淳)の残した海辺の船小屋に手を入れ、コーヒー豆屋「ヨダカ珈琲」を開いた吉田岬(永作博美)。彼女は道を隔てた民宿に住む小学生の姉弟(桜田ひより、保田盛凱清)と知り合う。二人は若い母親・絵里子(佐々木希)が留守がちなため、ひもじかったり給食費を払えなかったりと切ない思いをしているが、健気に毎日を送っていた。 久々に帰ってきた母に給食費のことを切り出せず、困り果てた姉は、岬に珈琲店で雇ってほしいと頼む。 いまとても多いという、離婚による貧困や育児放棄、ネグレクトなどの問題を組み入れて、子供たち、母親、学校、昨今のご近所関係などが巧く表現されている。 ご飯をろくに作ってもらえず空腹でも、給食費を用意してくれなくても、子供たちは母親をなじったりしない。子供たちはどんな仕打ちをされてもギリギリのところでやはり母親が好き。そんな健気さに泣けてしまう。 生活を整えること。それが健全な生活の第一歩なんだな。子供にそれをしてやれることが親らしいということ。いま、大人が崩れてしまっている。だから子供を作っても親になれない。いったいどうしたらいいのだろう。 『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』2015年 監督チアン・ショウチョン 出演:永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清、臼田あさ美、村上淳、永瀬正敏、浅田美代子、イッセー尾形ほか ✿『ストロボ・エッジ』 行ったのが休日だったせいか、観客層は8割方が10代の女子。福士君ファンだったら、もうちょっと年齢層高いような気も。ピュアなラブストーリーがお目当て、かな。 私は女子高に行ったので、高校時代、色恋沙汰はなかった。もし男女共学だったら、こんなのもありだったかなあ。 登下校で同じ電車を使う二人。木下仁菜子(有村架純)は一之瀬蓮(福士蒼汰)が好きで、いつも見つめている。蓮には年上の彼女がいる。それでも思いを伝えたくて、駅で告白し、玉砕する仁菜子。 目下、飛ぶ鳥を落とす勢いの福士くんは、切れ長の眼が涼しげで好感度大。さらに有村架純ちゃんも「あまちゃん」以来の“昭和”な落ち着きを纏い、オバサンにも好感度大。というわけで、キャスティングによって、軽すぎるティーン向けドラマ、ではなくなっている。さりとて高年齢層に「オモシロカッタ」と言わせるまでのインパクトはなく・・・各年代のみなさんの率直な感想が聞きたいところ。 さて。身近にいる相手に、思ってることを包み隠さずぶつける率直さはある意味必要なことだ。でも10代の心を思い出すと、練れていない、いろんな感情が渦巻いていて、へんなセンチメンタリズムに浸って心の内をうまく表現できないことが多かった。相手の気持ちを量りきれなくて、他人の見当違いな意見を真に受けたり、妙な遠慮をしたり。 今も同じなんだろうな。いじめの話など耳にすると、むしろ昔よりはるかに複雑なんだろう。周囲からどう思われるかが怖くて、心をポンと開けない。若いときしかできない、打算のない体当たりができないのは、とても大きな損失に思える。 ところで。昔から、好きな人に告白することが大事、気持ちを伝えられたから悔いはない、みたいなことよく聞くけど・・・それってホントかな? 勝算がないのに伝えて、砕け散っても幸せなの?なんて大人げなく思う春の宵。ああ、青春から随分遠くへ来てしまったんだなあ。 『ストロボ・エッジ』2015年日本 原作:咲坂伊緒(集英社) 監督:廣木隆一 出演:福士蒼汰、有村架純、山田裕貴、佐藤ありさ、入江甚儀ほか
by hikoso
| 2015-04-22 23:08
| 映画
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