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2014年 09月 09日
昨年は『ベルリンファイル』でハ・ジョンウ色濃厚だった私の生活。噂に聞いていた『テロ、ライブ』が地元上映されたので早速見に行った。
ストーリー:テレビの人気キャスターだったユン・ヨンファ(ハ・ジョンウ)は、不祥事を起こしたせいでラジオ局に異動、不本意な日々を送っていた。 ある日、生番組中リスナーから、放送局近くの麻浦大橋に爆弾を仕掛けたと電話が入る。取り合わずに無視した彼は、次の瞬間大きな震動と共に崩れ落ちる橋を目の当たりにし、慌てる。電話の主は、建設作業員を名乗り、大金の用意と大統領の謝罪を条件に事件の生中継を要求。ヨンファと放送局は独占放送のチャンスに色めき立つ。 新聞社でもテレビ局でも、スクープにどれだけ価値を感じているのか知らないが、正直なところ、読者(視聴者)にとってそれは一過性のものでしかない。どの社がスクープしたかなど大したことには思えないし、それを時を超えて賞賛することもまずない。 スクープを得るために事件関係者の家を張り込んだり、噂の渦中にある人物にしつこく付きまとったりする行為にしても、いったいいつまで続ける気なのだろう。 インタビュー等にも疑問を感じることは多い。同じような質問をあちらこちらで目にする。物事を表面的にしかとらえていない愚かしい批判を行ったり・・・ 裏側に働く作為を感じることもままあって、何等の圧力ゆえなのかちっとも物事の核心に触れようとしない。そんなマスコミの在り方にはもう飽き飽き。 マスコミの問題点はそのまま、行政の不透明さ、不遜さにつながる。本当にすべきことはいつも置き去り。 本作を見ると、そうした問題は韓国も同様のようだ。 人命より利益やメンツが優先され、力を持つ者ほど素直に非を認めることができない。弱いものの心からの声は潰され、捻じ曲げられる。 かなり誇張した表現ではあるが、作品の中にそうした図式が迫力をもって描かれる。ハ・ジョンウ演じるジャーナリストの変化がみどころだ。 市井の生活者の立場から述べられる忌憚のない意見が、聞き入れられ、うやむやにされない。言論の自由は本来、受け手側の反応をふまえた、そうしたものなのでは? 『テロ、ライブ』THE TERROR,LIVE 2013年韓国 監督・脚本:キム・ビョンウ 出演:ハ・ジョンウ、イ・ギョンヨン、チョン・ヘジンほか
by hikoso
| 2014-09-09 02:35
| 韓国映画
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Comments(1)
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