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2012年 09月 09日
少し前に『ブラック&ホワイト』という洋画が公開された。タイトルだけ見たときは、ヴィック・チョウ主演の台湾ドラマ『ブラック&ホワイト』が映画化?とドキドキした。でもまさかね・・・と思った私は甘かった。
ストーリー:台湾・ハーバーシティの南署に勤務するインション(マーク・チャオ)は、持ち前の正義感で今日も犯人を追跡。派手なカーチェイスの末、犯人を逮捕したものの上司から停職を言い渡される。 一方、犯罪組織三連会のシュー・ダーフー(ホァン・ボー)は、密売ダイヤの取引現場で謎の武装集団に襲われる。別の殺人事件を追って現場にやってきたインションは、銃撃戦のさなか逃げ惑うダーフーと遭遇、彼とともに九死に一生を得る。ダーフーが取引したアタッシュケースには、ダイヤの下に新型爆弾が組み込まれていた。二人は想像も及ばない国家規模の大事件に巻き込まれてゆく。 派手だった~!! 『ダイ・ハード』でも見ているかのようなアクションシーンの連続で息つく暇もない。 冒頭、中東と思われる架空の国での爆発シーン、そこからハーバーシティに場所を移しての激しいカーアクション、裏組織の拷問シーン、そしてインションとダーフーコンビの逃走劇へと間髪いれずなだれ込んでゆく。 今回の相棒役・ホァン・ボーはよく見る俳優(『カンフー・ダンク』『レジェンド・オブ・フィスト』等)。ほかにもガオ・ジェ、テリー・クヮン、レオン・ダイといった台湾作品で顔見知りの俳優陣に加え、久々のアレックス・トー! またアンジェラ・ベイビーの美しさも際立つ。日本人俳優・DEAN FUJIOKAも存在感を見せた。 派手なアクションの裏でホァン・ボーのコミカルさが効いている。欧米的な撮り方でありながら中華な部分を残しているのもいい。インションの「正義の道を行くにはどれほど勇気がいることか」というセリフや、ホァン・ボーのこの世で学んだのは仁義の二文字だという言葉等々。また拝金主義がどれほど世界を蝕んでいるかの提示など、シンプルながらテーマを掲げてもいる。 印象に残るドラマをいくつも手掛けているツァイ監督の本格志向が垣間見られて、お金もかかってるんだろうな、と思ったら総製作費が日本円にして約10億だそうで。今回のトライは評価できるが、願わくば、今後も金に物を言わせる作品作りを続けるのはやめてほしいものだ。 舞台となっているのはテレビシリーズの3年前という設定で、ヴィック・チョウの不在が残念だが、見ごたえのあるアクション作品になっている。「え~っ!?」とのけぞる展開もあり、設定や内容が目新しいわけではないにもかかわらず飽きずに最後まで見られた。インションがとてつもなくタフで、思わず「不死身なのか!?」とつぶやいてしまったが。パンフに載っている“タイムリミットは36時間”という謳い文句は不要かな。そこまで入れるとかえって陳腐になってしまう。 途中でストップしているテレビドラマの続きもちゃんと見ようっと。 『Black&White Episode1 ハーバー・クライシス ・湾岸危機・』2012年台湾 監督:ツァイ・ユエシュン アクション監督:シリル・ラファエリ、リー・チュンチー 撮影監督:リー・ピンビン 出演:マーク・チャオ、ホァン・ボー、アンジェラ・ベイビー、テリー・クァン、レオン・ダイ、アレックス・トーほか 日本語字幕翻訳:荒木芯
by hikoso
| 2012-09-09 12:13
| 香港・台湾・中国映画
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