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2012年 02月 04日
「永遠の0」を読んだのも何かの縁と思い、ちょうど劇場公開されていた『連合艦隊司令長官 山本五十六』を見に行った。
山本五十六は、海軍軍人として名高い人物。子供の頃から好イメージを持ってきたのだが、第二次大戦関係の小説やドキュメンタリーに触れる中で、いつの間にかそれがダウンしていった。どこで読んだどんな評からだったか・・・人の実像なんて分りはしないものだ。 この映画では、五十六を役所広司が演じていることでも分るとおり、プラスイメージの彼を描いている。世界情勢を冷静に分析把握し、開戦に異議を唱えながらも時勢に勝てなかった。かくなる上は全力を尽くして戦うのみという立場。恥ずかしながら今回初めて知ったのは、山本五十六が戦艦の上でなく、戦地視察・激励に出たときの飛行機の中で亡くなったことだ。 この映画に好感を持てたのは、必要以上の大作仕立てにすることなく、また、解説的な字幕も付かない部分。登場する人物名が字幕で出るのはたしかに分りやすいのだが、純粋に物語を楽しむための映画には不要な気がする。 また戦時下の報道機関についてのスタンスをはじめ、「永遠の0」に通じる部分が多々あったので、内容がすっと入ってきた。 さて、『山本五十六』を見たあと、長年気にかかっていた『パールハーバー』をDVDで観賞。なんともう10年以上前の作品となってしまった。これは日本軍が唯一多大な戦果をあげた真珠湾攻撃を、アメリカの立場から描いたものである。どちらから見るかによって同じことが全く違った解釈になる。(日本人であっても、こうしてアメリカ側からみれば、なんと非情な・・・と感じてしまうところが単純!) アメリカ映画で描かれる日本人とその習慣はかなり違っていたりもして、そのことには慣れているつもりだ。が、第二次大戦前の参謀会議を屋外の、まるで戦国時代の陣地のような幕の下で行っているというシーンにはいささか呆れた。敵国側のシーンゆえか、事前の調査なんてしなかったんだなあ。 戦後70年の歳月が流れた今、感情的なわだかまりは消えないにしても、双方の冷静な視点を寄せ合い、なるべく正確な記録を残していただきたいものだ。 『連合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実』2011年日本 監修:半藤一利 監督:成島出 出演:役所広司、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、香川照之、原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈ほか 『パール ハーバー』2001年アメリカ 監督:マイケル・ベイ 出演:ベン・アフレック、ジョシュ・ハーネット、ケイト・ベッキンセイル、キューバ・グッディング・ジュニア、トム・サイズモア、ジョン・ボイト、コーム・フィオール、アレック・ボールドウィン、ジーン・ハックマン、ダン・エイクロイドほか
by hikoso
| 2012-02-04 10:33
| 映画
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