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2005年 08月 12日
1985年8月12日、まだ結婚前だった夫と私は、県内のキャンプ場で初めて二人だけのキャンプを楽しんでいた。翌日早めに山を下り、家に戻って早々に、彼に連絡が入った。学校にすぐ戻るようにと。行方不明だった日航機が発見されたのだ。その日から約1ヶ月、私たちは会うことが出来なかった。彼は警察学校の学生。警察官としてスタートしたばかりで、空前絶後とも言われる大変な現場を体験することとなる。
寝食もままならない御巣鷹山の深さ― 初めて登った時は登山道などなく、何時間もかけてやっと現場にたどり着いた。以降、登るたびに道が整っていく。営林署の人たちにより、道が切り拓かれたのである。 まだ見習いの身だった彼の仕事は、山で遺体捜索に従事している部隊に弁当や食料を届け、食後に出るゴミを持ち帰ること。そして遺体を安置する体育館に詰めて、搬送されてくる棺を運んだり、夜間、体育館の隅で館内の警備をすることなど。 館内は夜が更けても人が絶えず出入りし、遺族のすすり泣く声も途切れることがなかったという。自分もやるせなかったけれど、歯型の鑑定に当たっていた歯科医の泣いている姿が忘れられないと彼は言う。 当時あの現場に関わった人の数だけ様々な形での苦労話があり、御巣鷹山への忘れ得ぬ思いがあるに違いない。 遺族の方の今なお癒えない悲しみは、想像するに余りある。
by hikoso
| 2005-08-12 22:57
| 日々のくらし
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Comments(6)
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多謝。
at 2005-08-13 09:21
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この時期だと、ご遺体の痛みも早く、想像を絶する修羅場だったのでは無いでしょうか。
第一報をFENがいち早く伝えたときは、 場所柄、自衛隊機の事故らしい、といっていたのに、民間機の大事故。震え上がりました。 翌週、出張でアメリカに行った婚約中の主人は、遺書を書いていきました、とさ。 こんなところで突っ込んじゃ不謹慎ですが、警察官? 633号似? 制服フェチだった? 好みの原点はこの辺にありそう。
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藍*ai
at 2005-08-13 14:14
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瑠璃
at 2005-08-13 17:51
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あの事故の第一報は、テレビ画面上部に居並ぶ
無機質な文字列で知りました。 無機質なだけに言い知れぬ不安感が襲います。 速報を伝える時のお知らせのメロディーは チャンネルごとに違いますが、どの音も好きになれません。 ここでないどこかでとんでもないことが起こっていることを 知らせる音が好きになれるわけありません。 当時、たくさんの特別番組が組まれ大きく報道された事故。 あれから20年なんですね・・・。 何かが大きく変わったのでしょうか。 夕べの特別番組で、9歳の子がたった一人で 事故機に乗っていたことを知りました。 親の気持ちを思うとそれだけで胸が苦しくなります。 安心できる人が誰もそばにいず、恐怖に包まれながら 亡くなっていったのかと思うと、同じ年頃の子をを持つ 私としてはいたたまれませんでした。 そんな現場で働いていらしたのですね、ご主人は。 今さらながらですが本当にご苦労様でしたと 申し上げたいです。
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pannie at 2005-08-14 11:20
私も、瑠璃さんと同じ思いがしました。
明るい未来へのチャレンジというか、楽しい思い出になるはずだっただろうに。今の私には、まだ親として何の覚悟も出来ていないってコトにも気がつきました。負けずに生き続けていけるかどうか・・・・。 その現場に立ち会っておられた方々の苦しみもいかばかりであったかと・・。若かりし日のご主人様、お疲れ様でした。 藍*ai さま、良いものを読ませて頂きました。ありがとうございました。
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藍*ai
at 2005-08-14 14:28
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瑠璃さん、pannieさんへ
丁寧なコメントを頂き、ありがとうございます。 いろいろな事件が毎日テレビの画面上を流れては消えてゆくのに慣れてしまって・・・大きな事件が起これば、必ず巻き添えになった人の家族がいて、それぞれにいろいろな思いを背負うはずなのに、第三者がそうした思いに触れて何かを感じるのは、番組を見た時だけ。許してはいけないことや、忘れてはいけないことまで忘れてしまうのが怖いですね。 9歳の子供さんを周りのどなたかが気遣ってくださったでしょうか。知る術もありませんけれど。家族の方はきっと一人で行かせてしまったということにずっと苛まれてきたのではないかと思います。本当なら、決して誤った選択ではなかったはずなのに。 我が家では、特集で流れたボイスレコーダーを聞きながら、最後まで諦めなかった機長さんの言葉に胸が詰まりました
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at 2006-09-04 07:39
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