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2005年 08月 02日
先日某所で申しました・・・私にとってアーロンとイーキンは同じジャンルに入る俳優さんであり、それほど思い入れもない、というようなことを。そういうこと言ってよかったの?え?
この映画に彼らが2人揃って出ていることは、どなたかの思し召しなのだろうか・・・ ストーリー:カナダからマネーロンダリング事件の容疑者を護送してきた孫(アーロン・クォック)は、ハイウェイでスナイパー曲(ダニエル・ウー)の狙撃を受け、容疑者を殺されてしまう。マネーロンダリング事件の首謀者は饒(ロー・ガーリョン)、そして彼のお抱え弁護士を勤めるのが杜(イーキン・チェン)。この四者が絡み合いながら事件は思わぬ方向へ・・・ と、いい加減に締めくくってしまったが、中身が込み入っているので、ひと言ではとても。 「三岔口」はサンチャーコウというような読み方をするらしい。有名な京劇のタイトルでもあり、人生の分岐点でいかに選択するかという意味もあるとか。 アーロン演じる孫刑事は、10年前に最愛の恋人・素芳(アンジェリカ・リー)が突然失踪し、以来抜け殻のように生きている男。ダニエルは正確無比の狙撃ができるプロのスナイパーだが、人間らしい感情を求める心が残っている。そしてイーキンは、一見完璧なる法の番人であり、よき家庭人・・・ 全く違った立場で、全く違う道を歩んでいるはずの3人が、実は接点を持っているのだ。 アーロン、イーキン、ウー・・・アイウトリオだ!(寒い発言だ・・・あ、接点ってこのことじゃありませんので。) エリック・ツァンが遺体安置所の係員(警官?)として登場。あと2ヶ月で退職という時期、きまりを破って孫に協力する。サム・リーも鑑識係(??)として、多分友情出演。 アクションがなかなかすごい!アーロンのアクションは、“カッコいい”というより“すごい”。まさに体当たり。ダニエルもイーキンもよくぞそこまでというくらいに頑張っている。(このアクションはスタント?香港はスタント使わないって聞くけど・・・) というわけで、完全に私の中でのアーロン評価はアップ。おまけにテーマ曲を歌っている、その声が繊細でなかなかいい感じ。 ダニエル・ウーは、いい人を演じているときより、悪役のほうが断然パワフルで、光って見える。 『三岔口』DIVERGENCE 2005年 監督ベニー・チャン 出演:アーロン・クォック イーキン・チェン ダニエル・ウーほか
by hikoso
| 2005-08-02 23:15
| 香港・台湾・中国映画
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