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2011年 06月 06日
この映画、2回見に行ってしまった。1回目ちょっと眠りに落ちてしまい、とっても気になる作品だったので2回目を。
絶対的なインパクトがあるわけでもないのに同じ映画を2回見るのは、私にしては珍しいことだ。なんだろう、不思議な魅力― ストーリー:長い同棲生活を経て結婚した信義(竹野内豊)と咲(水川あさみ)は、新婚だというのに華やぎもなくもはや倦怠期の夫婦のよう。今日も引越し荷物の中にあるはずの炊飯ジャーが見つからずイライラしている。ある日咲は、買い物に行ったスーパーで、炊飯ジャーをコートの下に隠し持ったずぶぬれの男(柄本明)を発見、追いかけて屋上にあがる。実はそこには地獄へ通じる入り口があった。咲は奇妙な占い師の老婆(樹木希林)に導かれるまま、信義と地獄新婚旅行へでかけることに… ぼんやりしていて冴えない信義は、いつものきりっとした竹野内豊とは似ても似つかないゆるゆるぶり。そして夫婦の会話で信義の言葉にいちいちにつっかかる咲のぷちイライラぶり。そんな二人のやりとりが妙に可笑しくて。実はこの会話のパターンがとっても気になって原作も読み始めたのだが、原作の雰囲気がうまく映画で表現されていて感心した。 二人はするっと誘われ、当たり前のように地獄旅行へ出発するのだが、おそらくこれは誰にでも参加できる旅行ではないのだ。明確に描かれてはいないけれど、二人は(地獄から?)選ばれ、招かれたに違いない。 さりげなく見えて実は危機的―そうした事情は咲のちょっとしたセリフにも表れていて、あれこれ照らし合わせると一見ただの空想コメディに見えるこの映画がとっても奥深いものに感じられてくるのだ。 「意外と死と隣り合わせのことってあるじゃん。」 どんな?と聞き返す信義に咲が説明するのは駅のホームのこと。みんな普通に電車を待っているけれど、駅の仕組みや電車を知らない国の人だったら線路に下りてて轢かれて死んじゃうかもしれない。また、電車が来たときホームから一歩踏み出せば・・・ みんなが当たり前のように行っていることの中には、一歩間違えば命を落とすような危険が潜んでいたりする。だれもそれを取り立てて騒ぎはしないけれど。 さて、出演者は曲者揃い。樹木希林、片桐はいり、柄本明、荒川良々、でんでんetc.コレだけのキワモノ(失礼!)が並ぶと、タダではすまないこと必至。 そして地獄のアイテムも、ビーフシチュー温泉やら、400階以上の建物なのにエレベーターのないホテル「いいじま屋」、地獄甘エビ、世界中の捨てられた本からできる調味料・マルメルキ、赤い人・青い人、ナイトマーケットに売っている木村・吉村・大村グッズなどなど、ワクワクするものがいっぱい。 構えずに見に行って、笑いながら、ほろっとしながら、漠然とでもなにかを感じられればOK、さりげない日常と自分のあいだにある境界を意識できれば上々。そんな作品かもしれない。 『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』2010年日本 原作:前田司郎著「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」 監督:本田隆一 出演:竹野内豊、水川あさみ、樹木希林、片桐はいり、柄本明、荒川良々、でんでん、橋本愛、平田敬士、鈴木福ほか
by hikoso
| 2011-06-06 23:04
| 映画
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Comments(2)
Commented
by
瑠璃
at 2011-06-09 00:18
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くぅぅぅ~、観に行きたいっ。
でも近隣には上映館が無い・・・(T0T)。 この画像を見た時、真っ先に思い出したのが 「世にも奇妙な物語・SMAP特別編」 どれも面白かったけど、キム○クバージョンの あまりにも突飛なストーリーが、その突飛さゆえに 一番面白かった。 彼の母親役が樹木希林さん。 不思議な世界の話はすごく好きなのでホントに 観たいな、この映画。 藍*aiさんが2回に観てるだなんて、なおさら。 「鈴木先生」役の彼、「セカンドバージン」で 見事におちました(気が多すぎ????) 「セカンドバージン」は映画化されるんですよ。 地元でも上映しますように・・・。 それにしても・・・考え方が古いのか、「鈴木先生」の ストーリーは、私にはついていけません。 高校生の話なら、まだ受け止めようがあるけれど 中学生って・・・今はそうなの?ってくらいショックです。
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藍*ai
at 2011-06-12 00:23
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瑠璃ちゃん、「おもしろい!!」と絶賛されるタイプの映画じゃないんだけどね、一部マニアにはかなり受けるかもって言う作品かな。←私のことだね。
「世にも奇妙な物語」はホント、いつも楽しみにしてますが、その特別編は覚えがないなあ・・・ ちょっとそれますが、世にも奇妙な・・・の中に一つだけ、もう一度ぜひ見たい作品があるのね。自分の過去を売る男の話・・・主演はだれだったかな。小堺君だったかギバちゃんだったか。 瑠璃ちゃんの不思議な話好きって、少年ドラマシリーズから続いてるんだよねきっと。 ところで「セカンドバージン」が映画に?きっと別の人が演じるんだよね?「八月の蝉」みたいに。 「鈴木先生」のストーリーは、前回もかなり際どいものでしたね。個人差はあるとおもうけれど、それくらい進んでるのかもしれないね・・・あのクラスはまだまだ温かみがあるような気がしたりも。う~~ん
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