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2011年 03月 07日
急遽上京の用事ができたので、日曜日15:45から上映の『葉問序章』を見に行くことにした。その前にK’sシネマで『MAD探偵』のパンフレットだけ購入。開演10分前、武蔵野館に着いたら既にチケットは立見だった。次の回では帰りが遅くなるので、覚悟を決めて購入。入場は始まっており一番後ろに立っていたら、係のお姉さんが「最前列があいてますよ」と教えてくれる。ありがたい。というわけで満員の会場にて観賞した。
『葉問』と同じような流れで物語が進む。ただ、2作目に比べイップマンが怒りの感情を強く表しており、彼の若さを感じた。作品と人物の紹介にあたり、どうしてもイップマン=ブルース・リーの師匠であったという点ばかり前面にでているけれど、そんなことはどうでもよくなるほどに彼の人となりは魅力的だ。 この二作で、中国武術も日本の武道同様の精神論をまとっていることがよくわかる。特に武術を修得することの意味。武術に熟練することは、他者に自分の優位を示すのが目的ではなく、あくまでも自分を守るための手段なのだとはっきり理解できるのだ(人に教えて生業とすることも含めて)。 武術の修得も机上の勉強も、本来は自分を知り、自分を危険から守るためのものではないだろうか。任達華の工場で従業員達がイップマンから詠春拳の教えを受けるシーンは感動もので、またまた「私もやりたい!」と思った次第。 さて。アジアの映画を見るようになって、もう日本人の描かれ方には慣れているので、序章での日本軍人たちは、事実を誇張することなく、むしろ控えめに表現しているのではないかと思う。日本人との試合後、イップマンはよく致命傷を受けなかったものだ。池内さんより部下の佐藤を演じた澁谷天馬さんが悪役を一手に引き受けている感じ。殴られ続けた林家棟の顔が、場面が変ってもゆがみっぱなしなのもなかなかリアルだった。 満員の場内からは笑い声も漏れ、活気にあふれていた。青い目の女性の姿もありちょっとびっくり。『葉問』二作合せて一貫した主張を感じ、分りやすくブレがなくてよかったと思う。私にとっては、『葉問』がドニー・イェンの代表作となりそうだ。日本版DVDが出たら、もういちどじっくり見てみるつもりだ。その前に『SPL』と『かちこみ~』(先週地上波で深夜やってたのだが)ももう一度見たい。 『葉問 序章』2007年香港 監督:ウィルソン・イップ 出演:ドニー・イェン、サイモン・ヤム、池内博之、 日本語字幕翻訳:堤洋子 *このあと『SPL 狼よ静かに死ね』をDVDで観賞。やはり呉京の動きがスゴイ!サモハンとドニーの戦いぶりは『葉問』とはまったく違っていて、同じ二人の対戦とは思えない。それにしても―こんなに救いのない内容だったか…
by hikoso
| 2011-03-07 12:06
| 香港・台湾・中国映画
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