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2010年 09月 16日
銀座に演劇を見に行くついでに寄ったのがこちら。
平城遷都1300年記念 「奈良の古寺と仏像 會津八一のうたにのせて」 三井記念美術館(東京・日本橋) いつか仏像、いつかもう一度京都・奈良、という気持ちはあった。関東に住んでいると、中学や高校の修学旅行で京都・奈良に行くことが多いが、正直言って義務のように慌しく行って帰るだけ。そのあとなかなか行く機会を持てないままはや数十年・・・人生はそんなに長くない・・・それが突然来ちゃった感じ。 入り口を入って最初の展示室には小さめの金銅仏が飾られている。平日の午前中なのに、中高年をメインとしたかなりの人出。最初は自分のポジションをうまく確保しつつ仏像を見るのに慣れることで精いっぱいだ。飛鳥時代、奈良時代の金銅仏は小ぶりで、体に厚みが少なくペタンとしているものも。 それが、歩き進むにつれて像としての完成度が断然高くなるのだ。四天王立像の前に立ったとき、美しさに見とれてしまった。写真では何度も目にしているが、実物の素晴らしさはやはり違うんだなぁ。 作り手の見方、モデルになった人物の姿かたちが時代を超えて迫ってくるような気がして。仏像に写された人や時代の様子を想像する楽しみもアリなんだな。イケメンの像を見ると、韓流スターに熱中するオバサンさながらに入れ込む女性もいたのではないかとまで思えてくる。 NHK教育テレビで放映された「日曜美術館」でも紹介されたこの展覧会を万葉風の歌とともに導くのが會津八一氏。「観佛三昧」ということばは彼の半生をそのまま表しているようだ。 で、帰ってきてからざくっと買い求めたのが右の3冊。ぱらっとめくってよさそうなものを選んだ結果、すべて同じ出版社のものだった。というわけで、気長にじわじわっと行ってみよう。
by hikoso
| 2010-09-16 12:00
| 音楽・美術
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Comments(2)
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705号
at 2010-09-16 20:57
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師匠ぉ~!
奈良来ちゃいます? もし来るなら、ちょっと足を延ばして、天川来てみちゃいません? 日にちによっては、わてくしお迎えに上がりますゼイ。 ( ̄0 ̄;アッシーちゃんと呼んでくでせぇ~。 (師匠に背中押されて、わてくしパスポート申請しちめいました。(*ノノ)キャ)
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by
藍*ai
at 2010-09-18 01:57
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705号さん、パスポート申請、よくやったね!!あとは行くだけ。
なんだかわたしんちよりずっと台湾に近い感じがするな。 私も実は夫の勤続休暇に奈良へ行こう、と話しているの。ただし1泊2日かな・・・(仏像をいくつか見て終わってしまいそう)。 2泊できたら地図を頼りに天川へもお邪魔するので、その節はよろしく!
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