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2005年 06月 30日
ウォン・カーワイ監督作品の撮影に携わるクリストファー・ドイルが監督・脚本・撮影を手掛けた『孔雀』を見た。
ストーリー(というか概要):沖縄で育った青年、アサノ(浅野忠信)は、海を渡って香港にたどり着く。「ダイブ・バー」という名のゲイバーの片隅で、孔雀の羽みたいなソファに抱かれる心地よさに、そこに居座ったアサノ。言葉がうまく通じないながらも、バーのマスター・ケビン(Kevin Sherlock)、常連客のスージー(許美静)らと馴染んでゆく・・・ 言葉にこだわり、全編に亘って象徴的な単語と、それにまつわる独自な連想がなされる。なんとなくそれが「わかる」様な気がしておもしろい。アサノは少年の日の記憶と共に生きていて、その感覚のまま大人になってしまった様。日々の喧騒から逃れて来た男だ。飲んだくれてちょくちょく警察のお世話になるケビンは、実際にドイルの友人だということで、俳優ではなく素人。なのに大変個性的で、異彩を放っている。どことなくドイルに似た雰囲気。 浅野忠信を今までそれほど好きではなかったが、特典映像で、撮影中ひたすら我慢強く待ち続けるその姿にちょっと感動。案外普通の感覚を持った、いい人なのかなあ、なんて思ったり。 【印象的だった言葉】 ★ほんとうは、欲しいものとか起こって欲しい出来事ってのは、頭の中で想像してるだけでいいんだよ ★知らない外国語でもさ、音や響きにじっと耳を傾けてみると、その言葉でしか表わせないイメージや命がそこに入っていることがわかるんだ。 ところで。ドイルという人物について、特典映像から拾ってみると *危険な天才 *その場のひらめきで撮影を行う即興ゲリラ撮影が彼のやり方 *撮影中もアルコール漬け *「飲んだくれの女たらし」(本人談) *この人に心を閉ざす人がいるのだろうか、と思うほどオープンな人(浅野氏談)・・・などなどの評。 前衛ジャズの板橋文夫が音楽を担当。メインになっているメロディが耳に残る。W.カーワイの現場を連想したりしながら、ドイルの世界に浸れる作品、かな。 『孔雀』away with words 1998年 日本・香港 脚本・撮影・監督 クリストファー・ドイル 出演:浅野忠信 Kevin Sherlock 許美静ほか
by hikoso
| 2005-06-30 23:50
| 香港・台湾・中国映画
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Comments(2)
師匠、ご紹介ありがとです!
けっこうあちこちで、ビデオが100円で売られているのを見て 迷ってましたが(迷うなよ。。。) 次回みつけたらとりあえず本篇を見てみることにいたします。 (メイキングはきっとDVDだけでしょうね) 浅野くんとドイルさんといえば「地球で最後のふたり」なんだけど 私には、いまいちでした~。 (でも絵本のエピソードはちょっと好き・・・)
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Commented
by
藍*ai
at 2005-07-02 00:09
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師匠などというものでは・・・お恥ずかしい限り。
うーん。私も売ってるとしたら買うかなあ?たぶんグレちゃんと同じ。 こういう表現でいいのか・・・かなり前衛的というのかなあ。うーん でも言葉へのこだわりは、やはりおもしろいかな。(煮え切らない) 「地球で最後のふたり」は、これより前なのかな、あとなのかな。
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