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2010年 04月 20日
三月某日。ひょんなことから娘と言い合いになった。
私と娘はよく言い争いをする。互いに折り合わないまま口論が怒号に変わることもしばしば。結局「言っても通じない」と私が半ば諦めた頃に、あちらから「さっきはごめんね」と謝ってきて一件落着。娘のほうが大人ですって・・?絶対そんなことはありません!! ところがその日は口論だけではおさまらなかった。相手が手を出してきたからだ。『お、手がでたな!?』といつにない展開にドキドキしたが残念、私に挑みかかってくるのは5年早い。私は弟二人を相手にケンカ修行を積みながら成長した身。力もまだあるし、体重で相手を圧倒できる分、断然有利なわけで。押さえ込みで膠着、その後は物別れとなり約3日口をきかずに過ごした。 さて、ぷち絶交中にふと気づいたことがある。こうした争いを夫や息子とはしない。息子を力ずくで押さえ込んだこともあるが、それも中学2年のときが最後(今相手が本気になれば、私は病院送りになるだろう)。いや、力でかなうとかかなわないという問題以前に、私は彼らに感情をすべてぶつける付き合い方をしていない。無言裏に平和的共存を続けているのだ。 ということは、私がこの家で遠慮なく本音をぶつけられる相手はこの娘ただ一人なのかもしれないということ。 ストーリー:都内のマンションをルームシェアしている4人― 映画会社勤務の直輝(藤原竜也)、大学生の良介(小出恵介)、イラストレーターの未来(香里奈)、フリーターの琴美(貫地谷しほり)。それぞれに異なる立場の4人だが、その生活は互いに干渉しすぎず、しかし悩みを相談しあえるほどには親密な、心地よいものだった。ある日、泥酔した未来が連れ帰った金髪の美少年(林遣都)が4人の毎日にさざ波をたて始める。 家族であれ他人であれ、人と一緒に暮らすにはそれなりの知恵と忍耐が要る。あるときは波風立たせぬために言いたいこと・・・もしかしたら言うべきことさえ呑み込んで、表面の平静を取り繕うことも。 しかし、心地よい空気をつくるっていったいどういうこと?ひとつの家で暮らすとき、それぞれが共有の空間の中でさえ「いい人」であれば、差し支えはないのか。たとえ誰かが他の場所で、モラルに反したことをしていたとしても、知らない振りして目をつぶっていれば、平穏な生活は続いてゆく。それでいいのだろうか? 家族って何だ、友達って何だ、心地よさはモラルを超えるのか・・・? 私達は一人の人について、その人がどんな人かをサラッと評価しながら暮らしているが、それを突き詰めだしたら大変なことになるだろう。私が見るあなたと、他の人が見るあなたは、同じ人物であってそうではないのだろうから。頭が混乱してきたのでこの辺でおしまいにしよう。人が当たり前にやっていることの本質を突き詰める―そんなきっかけを提示してくれる作品。深いです・・・ 『パレード』2010年日本 原作:吉田修一著「パレード」 監督・脚本:行定勲 出演:藤原竜也、小出恵介、貫地谷しほり、香里奈、林遣都ほか
by hikoso
| 2010-04-20 11:40
| 映画
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